国道254号より荒船山を見る |
今回は荒船山に行ってみた。
航空母艦のような形の山で、結構有名な山であり、遠くからもよく見える山である。
これまで行ったことがなかったのは、以前は登山口までのアクセスにちょっと難があることと、標高が低く暑そうな山だったので登山機会がなかった。
航空母艦のような形の山で、結構有名な山であり、遠くからもよく見える山である。
これまで行ったことがなかったのは、以前は登山口までのアクセスにちょっと難があることと、標高が低く暑そうな山だったので登山機会がなかった。
今回も当初、丹沢方面に紅葉狩りに行こうと目論んでいたが、東名の大規模工事の渋滞を避けたいこともあり、荒船山に決定。
「荒船山(あらふねやま)は、群馬県甘楽郡下仁田町と長野県佐久市に跨る標高1,423mの山である。妙義荒船佐久高原国定公園に属している。日本二百名山のひとつ。
周囲の険しい山々の中に平坦な頂上部をもつ山がそびえ、荒波を進む軍艦を思わせることから、その名が付けられたといわれている。
荒船山の北端にある艫岩は荒船山を船に見立てたとき船尾にあたる。頂上部は笹原が続き、緩やかな道が最高地点の経塚山へ続いている。」以上Wikipedeiaより
「頂上台地の南端が最高点の経塚山で、弘法大師が経文を埋めたという伝説からこの名がある。京塚山、行塚山とも書かれている。
また伝説によると、昔、妙義山と浅間山一帯に、デエラン坊という巨人がいて、荒船山を枕に寝て、浅間山をコタツにしてあたっていた。ある朝、噴火口のいろりで煮ていた味噌汁を、ねぼけて鍋ごとひっくり返してしまった。このときの味噌汁が今でも湧き出して、中軽井沢の塩壺温泉になっている。」ヤマケイオンラインより
また伝説によると、昔、妙義山と浅間山一帯に、デエラン坊という巨人がいて、荒船山を枕に寝て、浅間山をコタツにしてあたっていた。ある朝、噴火口のいろりで煮ていた味噌汁を、ねぼけて鍋ごとひっくり返してしまった。このときの味噌汁が今でも湧き出して、中軽井沢の塩壺温泉になっている。」ヤマケイオンラインより
まあ、とにかく日本では珍しいメサ台地である。
現在は、関越道と上信越道を使えば登山口までのアクセスも問題なくなっている。
現在は、関越道と上信越道を使えば登山口までのアクセスも問題なくなっている。
写真はすべてクリックで拡大します |
「昔から荒船山と呼ばれていた訳ないじゃん。軍艦、空母なんていつからあったんよ。」と思いながらも上越道を北上する。
天気は快晴。絶好の紅葉狩り日和である。
今回も専属歩荷のSM君と同行である。
寄居PAにて朝食 |
上信越道の下仁田ICで高速を降り、荒船山登山口である内山峠を目指す。
駐車場に着いたのは9時45分。
遅めの到着で、駐車場はほぼ満車。とは言っても12,3台ではあるが。
この時期、休日は6時でも満車とのこと。
山は平日に限るのである。この時期、休日は6時でも満車とのこと。
内山峠の駐車場はほぼ満車 |
登山開始である |
どこにでも熊さんはいるのである |
駐車場に着いた時はちょっと雲が出ていて、かなり寒い。
歩き始めると雲は風に飛ばされたのかほぼ快晴となる。
気温は上がらず、おそらく3,4度くらいであろう。
もう、山は冬である。
落ち葉の登山道を行く |
紅葉には少し遅かったか |
鋏岩修験場跡地だそうである |
一杯水 昔の水場である |
よく整備された登山道を登る。鋏岩修験場跡、一杯水などを経て、鞆岩に到着。
標高差350mほどを登ってしまえば、もう山頂の台地に到着だ。ここまで1時間15分。
鞆岩・相沢分岐に到着 |
鞆岩は絶壁の上なので展望は良い。
下を覗くと高度感は結構ある。
ここから落ちてしまった人もいるとのことで要注意である。
八ヶ岳の蓼科山から始まって、北アルプス、浅間山、草津白根、谷川岳、妙義山、赤城山と180度の絶景が展開している。若干、雲が掛かっており残念。
鞆岩からの展望 浅間方面 |
どこもかしこも見える模様 |
鞆岩から下を見る 落ちたら命はない |
相沢分岐付近 |
鞆岩の辺りは避難小屋などもあり、休憩には良い場所である。
が、ここはとりあえず、最高地点の経塚山に向かう。
が、ここはとりあえず、最高地点の経塚山に向かう。
ここからはほぼ平らな山頂台地となり、お気楽散策モードである。
30分ほどで、荒船山最高地点の経塚山に到着する。
30分ほどで、荒船山最高地点の経塚山に到着する。
皇朝最古修武之地 石碑である |
ナナカマドの実 |
ススキももう終わりっぽい |
気持ちいいハイクだ |
経塚山 荒船山最高地点に到着 |
経塚山に到着したのはちょうど正午過ぎである。
展望はあるものの、木立があり写真撮影には向いていない。
これが、夏だと全く何も見えない悲しい山頂になるのだろうな。
記念撮影して、昼食場所を探す。
結構風が強く、寒いが、専属歩荷のSM君が南斜面の風がない良い場所を探してきてくれたので昼食とする。
展望はあるものの、木立があり写真撮影には向いていない。
これが、夏だと全く何も見えない悲しい山頂になるのだろうな。
記念撮影して、昼食場所を探す。
結構風が強く、寒いが、専属歩荷のSM君が南斜面の風がない良い場所を探してきてくれたので昼食とする。
木立に阻まれる |
快晴だなあ |
木の間から八ヶ岳の主峰赤岳が見える |
荒船山山頂標識 |
経塚山山頂標識 |
今日は寒いのでカップ麺付き |
時間と体力に余裕があれば、御岳山、兜岩山方面に足を伸ばそうと考えていたが、時間も体力も余裕はあったが、寒いのと展望にさほど期待ができないので取りやめ、山頂で1時間近くもぐずぐず過ごす。
SM君「帰りは一気に下まで行きましょう!」と元気である。
下山開始。
元気に降り始めたがすぐにコケる専属歩荷 |
すると朝方は雲で見えなかった遠方まですっきりと見えるではないですか。
やった〜〜!
当初計画;内山峠荒船山登山口駐車場(9:35)-鋏岩修験道跡(10:15)-発(10:25)-鞆岩・相沢分岐(11:05)-発(11:15)-経塚入口(11:40)-経塚山<荒船山最高地点>(11:50)-(昼食)-発(12:30)-経塚入口(12:40)-鞆岩・相沢分岐(13:05)-鋏岩修験道跡(13:45)-発(13:45)-荒船山登山口駐車場(14:25)
実歩行時間:3時間15分 (コースタイム:3時間40分)
右奥に日光連山、正面に赤城山、正面手前が妙義山 |
浅間山 |
正面奥に北アルプス主脈が望める |
専属歩荷の勇姿 |
十分に展望を楽しみ、下山を再開。
三角峰が先ほど登った経塚山 |
少しだけ残る紅葉 |
登山口まで帰ってきた |
今日の行程を振り返る |
もうほとんど車は残っていない |
登山口には2時半過ぎに到着。
駐車場にはもう数台の車が残っているだけだった。
そう言えば、来た時は駐車場は満車に近かったが、山中ではそれほど人に会わず、静かな山行が楽しめた。
まだ時間も早いので「荒船の湯」で汗を流す計画もあったが、寒くて汗もかいてないのでスルーして、調べておいたお蕎麦屋に向かうことにして荒船山をあとにする。
さようなら荒船山 |
下仁田葱天蕎麦@おかた茶屋 旨し |
<山行記録>
日程:2022年11月14日(月) 日帰り
同行者:SMさん
天候:快晴
天候:快晴
当初計画;内山峠荒船山登山口駐車場(9:35)-鋏岩修験道跡(10:15)-発(10:25)-鞆岩・相沢分岐(11:05)-発(11:15)-経塚入口(11:40)-経塚山<荒船山最高地点>(11:50)-(昼食)-発(12:30)-経塚入口(12:40)-鞆岩・相沢分岐(13:05)-鋏岩修験道跡(13:45)-発(13:45)-荒船山登山口駐車場(14:25)
コースレコード;内山峠荒船山登山口駐車場(10:00)-鋏岩修験道跡(10:40)-一杯水(10:55)-鞆岩・相沢分岐(11:15)-発(11:30)-経塚入口(12:00)-経塚山<荒船山最高地点>(12:05)-(昼食)-発(13:00)-経塚入口(13:05)-鞆岩・相沢分岐(13:25)-発(13:30)-一杯水(13:50)-荒船山登山口駐車場(14:35)
実歩行時間:3時間15分 (コースタイム:3時間40分)
鞆岩からの絶景 |