2022.6.12 【大菩薩峠 梅雨の合間のリハビリ山行】大菩薩嶺はいずこ(笑)

雷岩から大菩薩峠を望む
3ヶ月半ぶりの山行である。
梅雨空の毎日であるが、間隙を突いて大菩薩に出撃。
当初予定とは大きく違い、リハビリ登山となった。

同行する歩荷志願兵のSM君は4月にコソ練登山を行い、バチが当たり、高川山などというところで滑落転倒し、右手を骨折、ようやく治ったばかり。
まだ、じゃんけんのグーは出せない状況。グーは出せないが、もともとパーなのでいいのである。
数年前にも会社で転び、顔面を骨折してるSM君だが、世間では彼は「骨折君」と呼ばれている模様。
私は長年のストレスによる歯軋りが祟り、前歯5本を抜歯、新しい歯を入れる羽目に陥り、登山休暇中であった。
まだ、完治していないがマスクしてればなんとか行けるということで復帰。
3ヶ月半ぶりの山行である。

2週間前から、天気予報を睨み、行先を選定していた。
当初は4月に乾徳山に行く予定であったが、いきなり6時間超えの山行は厳しいということで断念。

1週間前にターゲットを荒船山に定めるが、天候がいまひとつ。
その後、扇山、那須岳、四阿山、果ては箱根の金時山まで視野に入れるが、直前になり甲府近辺は午前中は天気が保つと結論し、3時間強の歩行時間で2,000m超え、さらには稜線歩きも楽しめる大菩薩嶺に決定する。
写真はすべてクリックで拡大します
Wikipediaによれば、「大菩薩嶺は、山梨県甲州市と北都留郡丹波山村に跨る標高2,057mの山。深田久弥の日本百名山には「大菩薩岳」の項で取り上げられている。なお、大菩薩峠は大菩薩嶺の南方約2kmに位置する尾根の鞍部にあたる(標高1,897m)。
奥秩父山塊に位置し、大菩薩連嶺の主脈を構成している。多摩川と笛吹川の水分山でもある。
深田久弥や木暮理太郎などは、その著書に大菩薩岳(だいぼさつだけ)と表記している。
山名の「大菩薩」の由来には諸説あるが、『甲斐国志』によると後三年の役で東征した源義光(新羅三郎)が道に迷っていたところ、樵夫が現われてこの峠まで導いたところで消え去ったといわれ、そのとき義光が「八幡大菩薩」と唱えて神の加護に感謝したことに由来するという。
大菩薩峠は、1913年(大正2年)から1944年(昭和19年)の32年にわたって『都新聞』に連載された、中里介山の未完の大河小説『大菩薩峠』で広く知名度があり、大菩薩峠から流れ出す多摩川流域の自然や、そこを往来した人々に触れたことで介山の人格や思想形成に大きく影響したともいわれている。1954年(昭和29年)には記念碑が立てられ、介山祭も開かれている。」

大菩薩にはちょうど10年前に行っている。
その時の様子は、
をご覧ください。
この時は、冬季のため、上日川峠までは行けず、裂石の登山口から登っています。

中央道を勝沼ICで降り、甲府フルーツラインを走り、上日川峠へ。
峠の駐車場は第1から第3まであるが、登山口に近い第1第2は混雑している。
駐車場所探してウロウロしている車もいる。果たしてプ◯ウスだ。
我々は迷わず少々離れた第3駐車場に向かう。
停まってる車は他には家族連れのミニバン1台のみ。好きなところに停め放題。大成功。
天気も曇りだが、今のところ、雨の気配はない。
まずは出だしは快調!
上氷川峠の登山口
熊さん出るかな〜
それほど暑くない山道をぐんぐん登っていく、
雷岩への最後の直登は結構きつかったが、無事に到着。
ここまでは、楽勝でリハビリ登山も完全に成功。
かと思ったのだが。
南アルプス方面を望む
先行するSM君の勇姿
雷岩に到着
雷岩から大菩薩峠への稜線を見る
雷岩周辺は登山客で賑わっており、大菩薩嶺を目指す我々はスルー。
葛西あたりから来たのであろうか、インド人の団体もうるさいのである。ラジャン。

そうこうするうちに、先行するSM君はついに大菩薩嶺に到着したようだ。

なんか違うよな〜〜〜。
こんな開けてないよな〜。何にも見えない山頂だったはずだし。
山頂標識もないしな〜〜。百名山なのに。
でも、まあいいや。完全に場所違いと認識するも放置なのである。
これも歩荷訓練の試練なのである。

SM君と言えば、意気揚々と大菩薩嶺?らしきところで記念写真を撮り、大菩薩峠への稜線を下っていったのである。
ここがSM君の大菩薩嶺だ!
標識もあったんだけどな〜〜
大菩薩峠への稜線は気持ちがいい。
展望はあまり良くなく、いよいよ雨雲が湧いてきた感じ。
東電の作った大菩薩湖 
大菩薩峠にほぼ到着
ここで意気揚々と記念撮影
11時に大菩薩峠に到着。
まあ、ここがメインなので良しとしよう。
予報では昼ごろ雨雲が通過するはずなので、早めに昼食とする。
するとちょうど食べ終わる頃、黒雲が迫り、パラパラと小雨が降ってくる。
気温も一気に下がる。
下山する時間である。
展望良ければいろいろ見えるはず
今日のランチ
下りは谷沿いのコースを取り、一気に降りる。
なかなか爽快な道である。
福ちゃん荘を過ぎると周りの木々の上から、鳴き声が迫る。
四方八方からカエルの合唱のような鳴き声である。

かなりうるさい。
SM君「これはカエルの声ですね。」
ほんとか〜〜、木々の上からこれだけ大量のカエルが鳴くのか??

私の答えはもちろん、エゾハルゼミであります。
しかし、これだけの大合唱は、初めてである。
カエルと思うのも仕方なしである。
福ちゃん荘を通過
エゾハルゼミ鳴く林道を往く

エゾハルゼミの鳴き声を聞きましょう
登山口には12時過ぎに無事到着。
山の方は黒い雲に覆われている。
きっと山頂あたりは降っているに違いない。
上日川峠に到着
この地図で大菩薩嶺を確認するSM君でした
駐車場では数台車が増えていた
今回は、観天望気がぴたりとはまり、雨に降られず。
コースもリハビリには適当なレベルであった。
残念なのは、またしてもルートをミスり、大菩薩嶺に行きつかなかったことである。
私はと言えば、大菩薩嶺は前回も登っているので問題ないのである。
かくて、歩荷志願兵SM骨折君の歩荷訓練はまだまだ続くのである。

<山行記録>
日程:2022年6月12日(日) 日帰り
同行者:SMさん
天候:曇り(一時晴れ一時小雨)

当初計画;上日川峠大菩薩登山口(9:00)-福ちゃん荘(9:25)-雷岩(10:25)-発(10:35)-大菩薩嶺(10:45)-発(10:55)-雷岩(11:05)-大菩薩峠(11:40)-(昼食)-発(12:20)-富士見山荘(12:55)-福ちゃん荘(13:00)-上日川峠登山口(13:20)

コースレコード:上日川峠第3駐車場(9:05)-大菩薩登山口(9:10)-福ちゃん荘(9:30)-雷岩下(10:00)-発(10:10)-雷岩(10:28)-大菩薩峠(11:03)-(昼食)-発(11:28)-富士見山荘(11:55)-福ちゃん荘(12:00)-登山口(12:15)-上日川峠第3駐車場(12:20)

実歩行時間:2時間40分 (コースタイム:3時間10分駐車場移動含む)
SM君これが大菩薩嶺山頂であるよ。
(写真は借り物)
前回の大菩薩嶺山頂