2014.8.3 【国師岳山行】お手軽山行。でも絶景

今年2回目の山行は、いろいろと理由はあるのではあるが、なんと8月になってしまった。
しかも、日頃のトレーニング不足から長時間の歩行は無理。
そんな折、H君から国師岳に行こうと誘われる。
駐車場から1時間程度で2,600mの稜線に出られ、しかも標高があるので涼しいという願ってもない話である。
富士山の秀麗な姿が美しい
奥秩父は金峰山、瑞牆山、甲武信岳などの名山を擁するが、国師岳はそれら奥秩父の山々のほぼ中央にあり、車での交通の便も良い。
朝5時に自宅を出発。中央道を走る。
天気はほぼ快晴。ただし、午後は一時雨の予報も出ており、なるべく早い時間に山に取り付き、晴天のうちに稜線に出たい。
大弛峠の駐車場に8時前に到着。
すぐに登りにかかる。

写真はクリックで拡大します。
道は整備されている
道は整備されており、登りやすい。あっという間に前国師岳に到着する。
ここはキバナシャクナゲの群生地でもあり、ごく少数ではあるが、稜線近くまで登るとまだ花が残っていた。
わずかに残るキバナシャクナゲ
稜線から南アルプス方面を望む
本当に1時間で国師岳に到着。
喜びのガッツポーズ
それにしても良い天気である
愛用ザック
金峰山方面。五丈岩が見えますか?
奥秩父主稜方面
続いて奥秩父山塊の最高峰である北奥千丈岳に転戦。
とは言え、10分ほどで到着である。
ここでも景色を楽しみ、昼食。
北奥千丈岳にて
H君も楽しそうである。
この山域は主稜線から外れているためか、2,600mというなかなかの高さでもあるが、登山客は少ない。
この日もこの頂上で昼食を摂っていたのは、我々のほか2組ほどで、静かで気分の良い昼食となった。
例によって、ここで1時間以上もぐずぐずと停滞。写真を撮りまくるのであった。
ちょっと撮り方を変えてみた
下りは「夢の庭園」という眺望の開けた展望台に寄り道したが40分ほどで駐車場着。
まだ、昼前なので、2回目の昼食とする。
この頃から、雲が出始め天候が急速に悪化していく。
この時間から、国師岳方向に登っていく人もかなりいたが、すでに山頂付近は雲に覆われている。
やはり、山は午前中に楽しむものである。
毎回、必ず発火するH君のバーナー
本人はプレヒートだと言い張っている。
午後早く帰路を中央道に取る。
八王子付近まで来ると、なんと豪雨に見舞われた。
前方視界ほぼ無し。
ノロノロと安全運転で帰宅したのであった。

今回の山行は、奥秩父でもマイナーな山々をお手軽に巡ったが、天気に恵まれ絶景を堪能できた。
大弛峠の標高がすでに2,000mを超えているので、真夏でも涼しく快適な山行となった。

ドイツから帰って、かなり足腰が弱っていることは分かっていたが、この山行では、コースタイムが短いこともあり特に問題とならなかった。

この次の山行で、この足腰の鍛錬不足がとんでもない苦行となるとは、この日は夢にも思っていなかったのである。。。。


山行記録
日程:2012年8月3日(金) 日帰り
同行者:Hさん
天候:快晴のち曇りのち豪雨

当初計画:大弛峠駐車場(8:00)-国師岳(9:00)-奥千丈岳(9:15)-(昼食)-発(10:15)-前国師岳(10:30)-夢の庭園-大弛峠駐車場(11:10)

コースレコード:大弛峠駐車場(8:05)-大弛小屋(8:10)-前国師岳(8:45)-発(8:50)-国師岳(9:00)-発(9:30)-分岐(9:35)-分岐(9:40)-奥千丈岳(9:45)-(昼食)-発(11:00)-前国師岳(11:05)-夢の庭園(11:25)-大弛小屋(11:35)-大弛峠駐車場(11:40)
実歩行時間:1時間45分