今年2回目の山行は、いろいろと理由はあるのではあるが、なんと8月になってしまった。
しかも、日頃のトレーニング不足から長時間の歩行は無理。
そんな折、H君から国師岳に行こうと誘われる。
駐車場から1時間程度で2,600mの稜線に出られ、しかも標高があるので涼しいという願ってもない話である。
富士山の秀麗な姿が美しい |
奥秩父は金峰山、瑞牆山、甲武信岳などの名山を擁するが、国師岳はそれら奥秩父の山々のほぼ中央にあり、車での交通の便も良い。
朝5時に自宅を出発。中央道を走る。
天気はほぼ快晴。ただし、午後は一時雨の予報も出ており、なるべく早い時間に山に取り付き、晴天のうちに稜線に出たい。
大弛峠の駐車場に8時前に到着。
すぐに登りにかかる。
写真はクリックで拡大します。 |
道は整備されている |
道は整備されており、登りやすい。あっという間に前国師岳に到着する。
ここはキバナシャクナゲの群生地でもあり、ごく少数ではあるが、稜線近くまで登るとまだ花が残っていた。
わずかに残るキバナシャクナゲ |
稜線から南アルプス方面を望む |
本当に1時間で国師岳に到着。 |
喜びのガッツポーズ |
それにしても良い天気である |
愛用ザック |
金峰山方面。五丈岩が見えますか? |
奥秩父主稜方面 |
続いて奥秩父山塊の最高峰である北奥千丈岳に転戦。
とは言え、10分ほどで到着である。
ここでも景色を楽しみ、昼食。
北奥千丈岳にて |
H君も楽しそうである。 |
この山域は主稜線から外れているためか、2,600mというなかなかの高さでもあるが、登山客は少ない。
この日もこの頂上で昼食を摂っていたのは、我々のほか2組ほどで、静かで気分の良い昼食となった。
例によって、ここで1時間以上もぐずぐずと停滞。写真を撮りまくるのであった。
ちょっと撮り方を変えてみた |
下りは「夢の庭園」という眺望の開けた展望台に寄り道したが40分ほどで駐車場着。
まだ、昼前なので、2回目の昼食とする。
この頃から、雲が出始め天候が急速に悪化していく。
この時間から、国師岳方向に登っていく人もかなりいたが、すでに山頂付近は雲に覆われている。
やはり、山は午前中に楽しむものである。
毎回、必ず発火するH君のバーナー 本人はプレヒートだと言い張っている。 |
八王子付近まで来ると、なんと豪雨に見舞われた。
前方視界ほぼ無し。
ノロノロと安全運転で帰宅したのであった。
今回の山行は、奥秩父でもマイナーな山々をお手軽に巡ったが、天気に恵まれ絶景を堪能できた。
大弛峠の標高がすでに2,000mを超えているので、真夏でも涼しく快適な山行となった。
ドイツから帰って、かなり足腰が弱っていることは分かっていたが、この山行では、コースタイムが短いこともあり特に問題とならなかった。
この次の山行で、この足腰の鍛錬不足がとんでもない苦行となるとは、この日は夢にも思っていなかったのである。。。。
山行記録
日程:2012年8月3日(金) 日帰り
同行者:Hさん
天候:快晴のち曇りのち豪雨
当初計画:大弛峠駐車場(8:00)-国師岳(9:00)-奥千丈岳(9:15)-(昼食)-発(10:15)-前国師岳(10:30)-夢の庭園-大弛峠駐車場(11:10)
コースレコード:大弛峠駐車場(8:05)-大弛小屋(8:10)-前国師岳(8:45)-発(8:50)-国師岳(9:00)-発(9:30)-分岐(9:35)-分岐(9:40)-奥千丈岳(9:45)-(昼食)-発(11:00)-前国師岳(11:05)-夢の庭園(11:25)-大弛小屋(11:35)-大弛峠駐車場(11:40)
実歩行時間:1時間45分