2017/05/04

2017.5.4 【丹沢・表尾根 トレーニング山行】マサオ君登場。ゴーマンかましてよかですか?

烏尾山から丹沢表尾根主稜線を望む
前回の八ヶ岳・天狗岳山行のあまりのヘタレぶりから、日々のトレーニングの重要性の再認識するとともに、「月に1度以上は山行をするべき」とH君と軽く反省会。
このGWは、北アルプスの表銀座でも縦走しようか。というプランもあったが、「体力的に無理だな。雪あるし」ということであっさりと廃棄。
とりあえず、体力強化を目的としたトレーニング山行を行い、身体的にも精神的にも出直すこととしたのである。

GW中の車での移動は、渋滞のリスクも多いので、久しぶりに電車で GO!ということにした。
H君から、「高尾なら、高尾山〜景信山、高尾山〜陣馬山。奥多摩なら、御岳〜大岳〜鋸山、御前山ー奥多摩湖。丹沢なら、鍋割山はどうよ?」と相変わらず選択肢の多い提案があったので、私が行ったことのない鍋割山に決めた。

5月4日早朝。新宿から小田急線・小田原行き急行に乗る。
これから行こうとしている鍋割山のルートを話し合う。
問題点その1;水を持たされる。鍋割山荘に行く人はペットボトルの水を2ℓか4ℓ担ぎ上げるというルールが存在する。
問題点その2;鍋割山名物の鍋焼きうどんは食えるのか。ぐずぐず登ってる間に売り切れてしまわないのか?混んでる時は1時間待ちのケースもあるらしい。
写真はすべてクリックで拡大します
で、鍋割山ルートをキャンセルし、丹沢表尾根にコースを変更。
ヤビツ峠から入り、二ノ塔、三ノ塔、できれば塔ノ岳まで行く。
天候、疲労度、やる気によっては、途中でエスケープする。
ということに決定した。
当初下車する予定の渋沢駅のひとつ手前の秦野駅に8時13分に到着。
ヤビツ峠行きのバス停へ急ぐが、長蛇の列である。
8:15のバスは満員で、出発して行った。
その後、臨時増発便も出るが、それにも乗れず、ようやく8時55分発のバスでヤビツ峠へ向かった。
秦野駅 ヤビツ峠行きのバス停
ここで本日の主人公のマサオ君(仮称・由来はご想像ください)が登場する。
バス待ちの我々のすぐ後ろのグループに属しているマサオ君。
「臨時もっと出せよ。GWなのに気が利かないバス会社だなあ」
「いつまで待たせんだよ。なんでこんなに混んでんだよ。バカかよ」と文句を言い始める。
後ろを見ると、酒でふやけた体のオヤジがいた。
同行者も閉口しているようだが、なぜか見放さず面倒を見ている。
飲み終わったペットボトルはその辺に捨ててくるし、ザックから突き出ているストックにゴムカバーもしていない。
同行のオヤジが石突きをビニルで巻いてやっている始末である。
このマサオ君にはその後も悩まされることになる。嫌なら来なければいいのに。

ヤビツ峠行きのバスは激混みであるが、我々は座れたので楽チンである。
近くにいるマサオ君も座っているくせに、「なんでこんなに混むんだよ。臨時出さないくせに。遅いバスだなあ」と文句をいう声が、時折聞こえてくる。

ヤビツ峠には多くの登山者が集まっていた。
大山(おおやま)方面へ向かう人も多いようだ。
我々は表尾根方面へ向かう。まずは富士見橋の登山口から二ノ塔を目指すのだ。
ヤビツ峠を振り返る
しばらくは車道を歩くのだ
富士見橋の登山口
登山口からしばらく歩くと、登山道補修のための「石運びボランティアイベント」が開催されていた。
係りの人が2.5キロの石を上まで運んでくれるように依頼している。
♫重いコンダラ試練の道を〜♪ コンダラって何よ?
我々は心の中では「結局、鍋割山の水運びと同じじゃん」と思いながらも、外面は愛想よく石運びを行う。
石を運ぶH君
しばらく山道を進むと、なんとマサオ君さま御一行に追いつく。
大山方面じゃなく、こっちに来たのね、マサオ君。

ゼーゼー言いながら、ストック振り回しながら歩いている。
「おれは久々なのになんでこんなところに登らなけりゃいけないんだ。臨時出さないから悪いんだぞ」
いやなら来なけりゃいいのに。
運んだ石をここに集積
マサオ君一行を追い越し、稜線近くの石の集積場に着く。
ほとんどの人が石を運んで来ているようだ。
やがて、マサオ君も登って来た。同行者は石を運んだようだが、マサオ君はもちろん手ぶら。
「石なんか運ぶかよ。臨時も出さないくせに。け、貧乏人が。。。」
これがウワサのマサオ君
ここからは稜線歩きとなり、快調に二ノ塔を過ぎ三ノ塔に到着。
天候は想定していたより悪く、下界は晴れているようだが、稜線には雲が掛かって来ている。
気温も低めで風も強い。
これは二ノ塔の山頂 パワーを蓄えている女性がいた
馬酔木(アセビ)の花
満開です
ハコネコメザクラだそうです
スミレが一番多かった
サクラソウもたまに咲いていた
我々は当初、三ノ塔付近で昼食にしようと考えていたが、またまたマサオ君が登場。
マサオ君が三ノ塔に現れた
「人が多くて、歩きにくい。ここで飯にしよう。臨時来ないから、腹減った。」
我々のとなりのベンチに陣取る模様である。すでに歩きながらパンを咥えている。


こりゃたまらん。
我々は、次のピークである烏尾山の休憩所で昼食をとることにして、三ノ塔を逃げ出した。
12時ちょいすぎに烏尾山頂に到着。
駿河湾方面を望む
山道は整備されている
烏尾山荘

綺麗な休憩所でゆっくり昼ごはんとする。
風は強く寒い。
ストーブでお湯を沸かし始めるが、強風でなかなか沸騰しない。
いつもの3倍くらいの時間がかかってしまった。
すでに腹ペコのH君はコーヒーを待ちきれずにランチ開始。
今日のランチ 左が使えないストーブ
今日の予定はまだ半ばである、これから行者ケ岳、新大日を越え、塔ノ岳まで2時間ほど掛かる。
塔ノ岳方面の稜線には雲が掛かって来ている。
塔ノ岳方面は暑い雲の中


山頂まで登れば、富士山も望めるのであるが、これでは展望はないだろうなあ。
と二人で、行くか降りるか悩んでいると、またまた性懲りも無く、彼の登場である。

「今日のコースは7時間も歩くのかよ。久々なんで自分のペースが掴めねえ。なんで臨時来ねえんだよ〜〜」とほざきながら、ストックを振り回しながら塔ノ岳方面へヨボヨボと向かって行った。

私「ありゃ弁護士か、中小の社長か経理部長だね」
H君「医者かもね」
二人「行者ケ岳を越えて、政次郎尾根で降りましょう」
今回は塔ノ岳はあきらめ、途中で下山することとする。勇気ある撤退である。
サクラ咲く稜線を行く
来た道を振り返る
 行者ケ岳への稜線を昔話をしながら歩く。
H君「水無川本谷を詰めた時、最後に出たのはこのあたりだっけ?」
私「まあ、こんなところだね。最後の草付きが大変だったねえ」
H君「あの時は塔ノ岳登ったっけ?」
私「覚えてないわい。滝で落ちて、滝壺にハマったことしか覚えてないねえ」
こういうところもある
整備されているので安心
 下りは3時間あまりも掛かったが、林道に出るまでは、早春の丹沢を満喫できたと言える。
戸沢から大倉までの林道は、知ってはいたが、本当に長かった。
幸い、もうマサオ君に出会うことはなかった。
今頃は「何も見えねえじゃん、臨時出さないからだ」とブツブツ文句を言いながらも、塔ノ岳を越えている頃であろう。
ミツバツツジ(H君同定) 
サクラ(ちょうど満開だった) 
ようやく山道は終わり
戸沢キャンプ場から塔ノ岳方面
林道をひたすら下る
名水。顔を洗う。
ツルニチニチソウ(H君同定)
フジの花も満開でした
大倉にある「風の吊り橋」
昔はこんなの無かったねえ
昔とはすっかり変わってしまい、綺麗になった大倉のバスターミナルまで下り、H君お薦めの蕎麦屋に寄る。
「桜エビ天セイロ」は美味かった。
H君は今日は車じゃないので、日本酒を二合も飲んでほろ酔いでご機嫌。
外に出ると駅行きのバス停には多くの人が並んでいた。
もしかしたら、マサオ君も並んでいるかも知れないので、我々はバスをスキップし、客待ちしてるタクシーを拾って、渋沢駅を目指したのであった。

登山にはルールもあるし、マナーもある。
しかし、それ以前に人として問題のある人も多い。
そういう人があなたの左前にも座っていたりしませんか?
もって他山の石とせよ。
我々もマサオ君のような登山者にはならないと心に誓うのであった。

いかにも美味そうな桜エビ天セイロ
いかにも美味そうな店構え

今回は、トレーニング山行という位置付けであったが、それほど疲労もなく、また、事故もなく終えることができた。
塔ノ岳まで行くことができなかったので完璧とは言えませんが、単純な標高差は約600mほどであるものの、アップダウンも多く、歩行距離は13kmあまりであった。
最後まで、二人ともヘタレずに無事にトレーニング山行を終え、「出直し」を終了したのであった。

*今回の報告には、主旨を明確にするために、一部に誇張した表現が含まれていることをお断りしておきます。

<山行記録>
日程:2017年5月4日(木) 日帰り
同行者:Hさん
天候:晴れのち曇り

当初計画:鍋割山を丹沢表尾根に変更した。
秦野駅(8:13)-発(8:18)-(バス)-ヤビツ峠(9:00)-発(9:10)-富士見橋(9:35)-二ノ塔(10:50)-三ノ塔(11:05)-烏尾山(11:35)-(昼食)-発(12:15)-行者岳(12:40)-分岐(13:00)-新大日(13:30)-塔ノ岳(14:10)-発(14:30)-金冷やし(14:45)-(大倉尾根)-大倉(16:50)

コースレコード:秦野駅(8:13)-発(8:55)-(バス)-ヤビツ峠(9:35)-発(9:55)-富士見橋(10:14)-発(10:17)-登山口石置き場(10:32)-石置き場(10:56)-発(11:05)-二ノ塔(11:20)-発(11:27)-三ノ塔(11:45)-烏尾山(12:13)-(昼食)-発(13:03)-行者岳(13:20)-分岐(13:38)-戸沢山荘(14:42)-発(14:50)-龍神の泉(15:38)-発(15:45)-滝沢園(16:05)-大倉(16:13)

実歩行時間:4時間44分
烏尾山から丹沢表尾根主稜線を望む

2017/04/20

2017.4.20 【八ヶ岳・天狗岳 ヘロヘロ徘徊】色々あって今年の初山行!

西天狗岳より北アルプスを望む
既に関東地方の平野部では、桜も散ってしまった4月20日。
なんとこの日が、今年の初山行。
諸事情は色々とあったものの、前回の日光白根山から、4ヶ月も空いてしまった。

今回は八ヶ岳の天狗岳である。
なぜ、天狗岳を選んだのかというと、雪山で安全度が高い上に登るのが楽であろう。という判断からである。
同行するH君が、4年前に今回と同ルートを登っており、私も2010年にオーレン小屋から登っている。(2010.5.29~30 【八ヶ岳 硫黄岳・天狗岳山行】久々の幕営 参照)
ということもあり、後述するがはっきり言って舐めていたのである。
写真は全てクリックで拡大します。
天狗岳は北八ヶ岳の最高峰で標高は2,646m。
Yamakei Onlineによると「天狗岳は東西二峰からなり、東天狗岳にある天狗岩と呼ぶ岩塔を天狗の鼻に見立てた山名と考えられる。東天狗岳は、長野県茅野市と同南佐久郡小海町の境に位置している。縦走路上にある東天狗岳は男性的にそびえ立っているが、縦走路から外れた西天狗岳は2646mの二等三角点をもつものの、その山容はずんぐりとしており、西尾根が唐沢鉱泉へと下っている。」とある。

今回の登山ルートは、唐沢鉱泉登山口から西尾根を登り、西天狗・東天狗を踏破し、黒百合平へ降りてくる周遊コースである。
H君曰く「1時間ほど登れば、稜線に出て、景色が良いルート」と云うことであった。
「雪山で楽チンで景色が良い」という願ってもないお気楽天狗岳登山である。

早暁、H君が愛車フリードで迎えに来てくれる。
夜明けが近いが、天気は快晴。いい1日になりそうだ。
快晴の八ヶ岳を目指す
車窓から、今日登る天狗岳が見える。
ズル休みの平日の早朝は道も空いている。
中央道を諏訪南インターで降り、予定より30分ほど早く唐沢鉱泉の駐車場に着いた。
ガラガラ鉱泉駐車場
唐沢鉱泉は22日開業です。

登山者用駐車場に先行車は2台。
唐沢鉱泉も二日後の22日土曜から、今年の営業が始まる。今は冬季休業中である。
今日は静かな山登りを楽しめそうだ。

天気は相変わらず晴天を保っている。
不要と考えた、ワカンとピッケルとアウターを車内に残し、アイゼンだけはザックに入れる。
山靴は、ちゃんと冬用を履いていくことにしよう。
唐沢鉱泉の正面玄関前のポストにちゃんと登山届けを入れ、8時35分、登山開始。
唐沢鉱泉登山口
シラビソやトウヒの樹林帯の雪道を登り始める。
踏み固められた雪道は、結構歩きやすいが、元気だったのは、はじめの1時間だけであった。
雪道を征くH君 
1時間ほどで尾根の分岐に着く


歩き出してちょうど1時間。
尾根道との分岐に到着。普通ならここで休憩なのだが、「もう、10分も歩けば視界が開けるよ」とH君。
地図すらも見てない私は「そうかそうか、疲れたが10分なら、なんとかなるのう。」

前に天狗岳に来た時の話や那須高原の雪崩遭難の話などをしながら、登っていく。
「白樺やダケカンバだけしかない斜面は、雪崩の危険がある。樺類はしなるので、雪崩に強いんだよ」とか、うんちくを傾けるH君であった。

だが、そのうちに双方とも口数が少なくなる。
おまけに私は遅れはじめ、H君に付いていけない。ヘタレである。
10分どころか、30分経っても、樹林帯は終わらず、展望はない。
もう、いい加減にしてくれぃ
10時30分。よろよろと倒れかかりながらも、ようやく第一展望台に到着。
ここまで、約2時間を要す。H君勘違いかボケたか。
南ア・北岳と千丈岳
御嶽山
北アルプス 
南八ヶ岳・赤岳方面
北八ヶ岳・蓼科山方面
第一展望台からのパノラマ
無積雪期のコースタイムが1時間35分なので、ちょっと遅い
第一展望台の標高は2,400m程度。唐沢鉱泉が1,880mなので、2時間かけて500mしか登っていない。
先行したH君は、もうザックを降ろして写真を撮りまくっている。
ヘタレは俺だけかい?と思い、H君に「もうダメポ。」と申告する。
すると、H君も「おいらも、もうだめかも。帰ろうか」ですって。

まだ、行程の半分も来ていないのに、二人とももう既にヘロヘロである。

しかし、薄く絹雲はあるものの展望は抜群。
八ヶ岳の主稜はもとより、北岳を擁する南アルプス、木曽駒ケ岳の中央アルプス、御嶽山、そして乗鞍岳から始まる北アルプスは穂高・槍は元より、白馬三山までくっきりと見えるのである。

「上に行けば、360度だね」と言うH君の励ましもあり、登山続行。
樹林帯は続くが、ここまで来ると時おり垣間見える八ヶ岳の主稜線が絶景である。
第二展望台も絶景
第二展望台になんとか到着。
今日のターゲットの天狗岳も目前に迫る。
しかし、一度鞍部に降りてから、山頂への急登が待っている。

ここで、本日最初にして最後のソロ登山者とすれ違う。
我々とは逆コースを歩いて来たようだ。元気そうだ。
我々のヨレヨレ姿を見て、心配したのか?声を掛けて来る。
「今日はどこまで行くのですか?」私「天狗登って黒百合平へ降ります」
「もうすぐ頂上ですよ。頑張って下さい。」
(どう考えても、もうちょっとの訳ないだろ、本当かよ?)とは思ったが、「ありがとうございます。お気をつけて」と大人の返答をして別れる。
これから登る西天狗岳
彩雲が出た
こんなとこを登って来たのよ
ここを登っている。
実際、西天狗に着くまでには1時間近くも岩と雪の急登に喘ぐこととなった。
H君には置いて行かれ、ヘタレもピークを迎えながらも西天狗岳のピークに着いたのは12時半。
もう、ヘロヘロと徘徊するボケ老人のような様相で頂上を踏んだが、我々の他には誰もいないので恥ずかしくないのである。

西天狗岳。標高2,464mは、まさに360度の大パノラマであった。
空気も澄んでおり、久々の大展望である。過去に何度か天狗岳には来たが、これほどの展望は初めてである。
西天狗岳から、八ヶ岳・南ア・中ア・御嶽・北アルプスまで一望
南八ヶ岳核心部
遠く志賀高原方面も望める
頂上標識は雪の中
大絶景に疲れも吹き飛ぶ。な〜〜〜んてわけにはいかず、
「昼飯を食べたら、来た道をこのまま帰ろうか」とH君。弱気である。
私もそれでもいいかなあ。こっちのがさらに弱ってるしなあ。と同調しそうになるが、ここが頂上なので、戻っても行っても大差はないのである。
隣の東天狗岳に登れさえ登っちまえば、あとは下りしかないのである。
しかも、登って来た道より、ゆるやかなそうである。
これから行く東天狗岳
これから行く北八ヶ岳方面
頂上は風もなく、気温も快適なので、ここで昼飯を食べることにしよう。
コーヒーを沸かして、今回も1時間近くも休憩すると、ようやく先に進む元気が戻って来た。
今日のランチ
雪上ランチはウマ〜〜
頂上を散策する。ホントはおしっこ?
よろよろと東天狗を目指す。
まずは西天狗からの急勾配を降りる。
あとで黒百合ヒュッテの人に聞くと、ここは雪崩れるそうである。
確かになかなか良い斜面であった。
西天狗岳から下山開始
雪の斜面を降る
前方が東天狗岳
東天狗岳山頂(2,640m)の頂上は大岩で構成されており、雪はほとんど付いていない。
しばらく、休んで下降に入る。
東天狗岳山頂
下山開始直後に座り込む人がいた
下山路から東天狗と西天狗を見る
中山峠まで下る。黒百合平はもうすぐだ

ほとんどが大岩で間に雪が挟まるという、嫌な斜面が続くが、下りは結構快調で45分ほどで黒百合平に到着。
黒百合ヒュッテに入り、コーヒーをいただくことにする。
黒百合ヒュッテが見えて来た
黒百合ヒュッテの内部
植村直己さんのサインがある
コーヒーをいただく
私には40年振りの黒百合ヒュッテである。
前に来た時は、ヒュッテ前でテン張ったのだが、豪雨に見舞われ、シュラフに入ったまま溺れるかと思った。ことを思い出す。

平日ではあるが、香港から来た登山者も含めて、7、8人の宿泊者もおり、さすがは通年営業の黒百合ヒュッテではあった。
黒百合ヒュッテ正面入り口
ソーラー発電完備である
ヒュッテの外に出る。
するとH君、なぜかアイゼンを履きはじめた。
ここまで、ノーアイゼンで来たのに最後の下りの1本だけアイゼン装着である。
「せっかく持って来たので履くのじゃ 」とのこと。
アイゼンを装着する人がいる
ここから、唐沢鉱泉までは樹林帯の雪道をひたすら降りる。
アイゼン装着は正解だったようで、「うひゃ〜」「ギョエ〜」と叫ぶのはもっぱら私の方であった。ちょっと踏み固められた雪を踏み外すと、モモまで潜る無数の踏み抜き地獄が待っていたのである。
今更、アイゼンつけるのも悔しいので、踏み抜き地獄に耐えながらフラフラ、ズボズボとH君のあとを追うのであった。

16時22分。
唐沢鉱泉に無事到着。鉱泉は22日の開業準備をしていた。
いよいよ、八ヶ岳もシーズンインである。
唐沢鉱泉まで降りて来ました


車上の人となる。帰りの高速は空いていたが、二人とも非常に疲れていたので、休憩を多く取りのんびりと帰る。(運転はH君なので、私は寝ないように頑張ってただけ)
来るときには、「GWの山行計画は、表銀座か木曽駒か」とか盛り上がっていたのだが、帰りの車中では、もはや、気力も薄れ、「もう高尾山から出直すしかないかなあ」としんみりと語る二人であった。

(追伸)この山行の3日後。H君は本当に高尾山に登って、出直しを決意した模様である。わたしゃ、どうしようかなあ。。
西天狗岳山頂にて
<山行記録>
日程:2017年4月20日(木) 日帰り
同行者:Hさん
天候:まあ晴れ(高曇りではあるが視界良好)

当初計画:唐沢鉱泉登山口(9:00)-分岐(10:05)-発(10:15)-第一展望台(11:00)-発(11:10)-西天狗岳(12:10)-(昼食)-発(13:00)-東天狗岳(13:20)-発(13:30)-中山峠(14:20)-黒百合平(14:25)-(お茶@黒百合ヒュッテ)-発(15:00)-分岐(15:40)-発(15:50)-唐沢鉱泉(16:30)
<無積雪期コースタイム 歩行時間;5時間10分>

コースレコード:唐沢鉱泉登山口(8:35)-分岐(9:35)-第一展望台(10:30)-発(10:40)-第二展望台(11:27)-発(11:37)-西天狗岳(12:27)-(昼食)-発(13:20)-東天狗岳(13:42)-発(13:55)-中山峠(14:35)-黒百合平(14:40)-(お茶@黒百合ヒュッテ)-発(15:05)-分岐(15:27)-唐沢鉱泉(16:22)

実歩行時間:5時間46分

<山頂からの展望アルバム>