2014.9.5 【北八ヶ岳 白駒池・高見石ハイキング】雨雲迫る。短時間ハイキング

当初の計画は、北アルプスの安房トンネル近くにある中の湯温泉に1泊し、1日目に乗鞍岳、2日目に焼岳を登山するというお手軽百名山連続踏破というものであった。

早朝に都内を脱出。
中央道に道を取る。目指すは乗鞍岳である。
しか〜〜し、自宅を出る頃はなんとか保っていた天気も、予想通り八王子付近に差し掛かると雨が降り出す。
低気圧が接近しており、天候はこれからも悪化するのは間違いない。
途中の双葉SAでアメダスをチェック。
アルプス方面はすでに雨。かろうじて北八ヶ岳方面には、まだ雲がかかっていないのを発見。

そこで予定を大きく変更。
北八ヶ岳、麦草峠を今日の目的地と定める。
諏訪南インターで高速を降り、メルヘン街道を快調に走り抜け、麦草峠に駆け上る。
8時45分に麦草峠の駐車場に到着。
全ての写真はクリックで拡大します。

きっちりと雨具を用意し、白駒池から高見石へのハイキングを開始。
雲が大分垂れ込めてきており、まだ雨は降ってはいないがいつ降り出してもおかしくない。
速攻でハイク開始。
白駒池への登山口

樹林帯を登り白駒池へ。
苔むす樹林帯を行く。
北八ヶ岳の典型的な景色である
樹林帯を歩く
白駒池に到着
白駒池に着いたときには少し青空も見え、結構、良い景色が楽しめた。
お、晴れて来たかな??
休憩する間ももったいないのでそのまま高見石へ。
10時前に高見石小屋に到着。ザックを背負ったまま高見石へ登る。
高見石にて。カメラを落とさないように抱えている
登り口にザックはここに置いていけ、カメラ以外持っていくなと立て札が。
高見石に登ってみて初めてその理由に気づいた。高見石は大きな岩がゴロゴロと積み上がっているのだが、岩と岩の間に隙間が多く、もしそこに何か落としても、もう最後。取れない可能性が大。
物を落としてしまった登山者が、小屋の人に泣きつくことが多いのだろう。
で、この看板が設置されたのでしょうね。
白駒池方面。3分後には何も見えなくなる。
高見石からは北アルプスをはじめ、妙高、浅間まで展望できるのであるが、この日は当然何も見えません。北八ツすら完全に雲の中。
かろうじて数分白駒池方面の展望が開けました。
まあ予想したことなのでしかたありません。
まあ、大体こんな感じ
岩を降り、高見石小屋に立ち寄る。我々の他に登山客は居なかった。
ちょうど、荷揚げの最中で、歩荷してきた小屋の人に出会う。
小屋に入りコーヒーを頼む。
歩荷してた人が息を切らせて応対してくれる。ということは、それまでこの小屋は無人だったのですね。
まずまずのコーヒーをいただき、30分ほど休憩をして退散。
高見石小屋である。我々の他に客はいなかった。

 雨雲が押し寄せてきているので、山道を駆け下り、駐車場に到着。

山道を駆け降りる
アキノキリンソウ
食えるかどうか不明。多分食えない
着くと同時についに雨が降り出す。
ちょうど2時間のハイキングであったが、その間は全く雨に降られずラッキーであった。

駐車場を出て、今日の宿泊地である中の湯温泉に向かう。
一度、高速に乗り返し、松本ICで降りるがこの頃には、まさに豪雨となる。
新島々を抜け、安房峠に向かうが、その間、豪雨で前を行く車も見えないくらいだ。
ちょうど局地豪雨で土石流が発生するという天災があったばかりのことでもあり、撤退するかどうか迷う。結局、行けるところまで行こうということで、ノロノロと山道を登っていく。傍を流れる梓川も濁流と化している。
それでもなんとか、2時過ぎに中の湯温泉旅館に到着。
ようやく落ち着き、明日の晴天を祈りながら、温泉を楽しんだのであった。
穂高が見えるはず
こんな夕飯でした。
山行記録;
日程:2014年9月5日(金)

同行者:Hさん

天候:曇りのち雨のち豪雨

当初計画:
なし

コースレコード:
麦草峠駐車場(9:00)-白駒池(9:15)-高見岩(9:50)-(休憩・高見岩小屋)-発(10:25)-麦草峠駐車場(11:00)

実歩行時間:1時間25分