2023.9.29 【榛名山 掃部ケ岳ハイキング】Come on 掃部!

榛名富士と榛名湖 硯岩から
ふと思い立ち榛名山へ行ってきた。
まだ紅葉には早いし、平日なので空いている関越道を快調に飛ばし、渋川伊香保ICで高速を出る。
榛名山へ行く道はいろいろあるが、ここは当然、藤原拓海の豆腐配達ルートを選択する。
伊香保の町を抜け、快調なヒルクライム開始。
8時前には秋名湖じゃなくて榛名湖に到着する。
本日の目的地は榛名山の主峰掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449m)である。
写真はすべてクリックで拡大します
「榛名山は、関東地方の北部の群馬県にある上毛三山の一つであり、古来山岳信仰を受けてきた山である。山の南西麓に榛名神社が祀られている。
山頂にはカルデラ湖である榛名湖と中央火口丘の榛名富士溶岩ドーム(標高1,390.3 m)があり、 495年頃と約30年後に大きな噴火をしたと見られている。
中央のカルデラと榛名富士を最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449 m)、天目山 (1,303 m) 、尖った峰の相馬山 (1,411 m) 、二ッ岳 (1,344 m) 、典型的な溶岩円頂丘の烏帽子岳 (1,363 m) 、鬢櫛山 (1,350 m) などが囲み、更に外側にも水沢山、鷹ノ巣山、三ッ峰山、杏が岳  、古賀良山、五万石など数多くの側火山があり、非常に多くの峰をもつ複雑な山容を見せている。
榛名山は、赤城山などと同じくひとつの山体の総称であり、同名の峰は存在しない。」Wikipedeaより抜粋

ちなみにこの界隈の道路は、頭文字(イニシャル)Dの藤原拓海のホームコースとしても有名である。
それはさておき、今日の目的地の掃部ヶ岳の登山口駐車場から登り始める。
天候は雲は多いが晴れと言っていいだろう。
整備された山道を登っていく。
ほとんど他の登山客とも会わず、快適な登山となる。
掃部ケ岳登山口
どこにでもクマはいる
整備された登山道
掃部ケ岳山頂に到着
最後は熊笹生い茂る登山道を抜け、1時間ほどで頂上に到着。
天気も良く、山頂のからの展望もまずまず。
東京方面 稜線は秩父山塊か
雲の中は八ヶ岳と思われます
赤城山および尾瀬・日光方面
谷川岳方面は雲の中か
眼下には榛名湖と榛名連山
山頂はこんな感じ
昼には早すぎるし、景色も楽しんだので下山開始。
途中で、景色が良いという硯岩に立ち寄る
熊笹の道を降りる

硯岩への分岐
榛名湖&榛名富士
榛名富士


あれは間違いなく赤城山
湖面には競技ボート
あの頂上まで行ってみるか
ロッククライミングもできるらしい
硯岩で榛名湖の景色を眺めた後は、駐車場に戻る。
所要時間は2時間弱。
今日の山行はこれで終了です。
駐車場に戻る
せっかくなので榛名富士(1,390 m)も登っちゃおう。
ということで、榛名富士に向かう。
実は榛名富士は頂上直下までロープウェイで行けちゃうのです。
Wikipedeaによると「赤城山・妙義山と共に上毛三山の一つとされる榛名山の神を祀る神社で、現在の主祭神は火の神・火産霊神と土の神・埴山姫神である。水分神・高靇神・闇靇神・大山祇神・大物主神・木花開耶姫神を合わせ祀る。綏靖天皇の時代に饒速日命の御子、可美真手命父子が山中に神籬を立て天神地祇を祀ったのが始まりといわれ、用明天皇元年(586年)に祭祀の場が創建されたと伝えられる。」という霊験灼かな御山なのであります。

榛名高原駅でチケットを買い、しばらく待つとロープウェイに乗車。
終点榛名富士山頂駅まで所要時間は2分50秒、料金は950円のお手軽さ。
あっという間に頂上に到着です。
ただし、鳥居をくぐって階段を上がると祠のある山頂ですが、標識はありません。
しかもこの辺りは神域のため撮影は遠慮しました。
ロープウェイ榛名高原駅
鳥居には富士山神社とあります
山頂駅からの景色 
マツムシソウが咲いていたよ
レトロでいいでしょ
ロープウェイからさっき登った掃部ケ岳が見えた
榛名湖も見える。
高原駅まで降りてきてもまだ11時前である。
最後は、頭文字Dのルートに戻り、ダウンヒルをSPACE BOY, NO ONE SLEEP IN TOKYO, around the world などを聞きながら駆け抜け、本日のイベントは全て終了です。


溝落としはしないよ〜〜
   
<山行記録>
日程:2022年9月30日(金) 日帰り
同行者:ソロ
天候:晴れ

当初計画;掃部ケ岳登山口駐車場(8:00)-分岐(8:30)-掃部ケ岳(9:10)-発(9:30)-分岐(10:00)-硯岩(10:05)-発(10:15)-分岐(10:20)-掃部ケ岳登山口駐車場(10:45)

コースレコード;掃部ケ岳登山口駐車場(7:55)-分岐(8:10)-掃部ケ岳(8:45)-発(9:00)-分岐(9:25)-硯岩(9:30)-発(9:38)-分岐(9:41)-掃部ケ岳登山口駐車場(9:53)

実歩行時間:1時間35分 (コースタイム:2時間15分)
榛名山掃部ケからの展望



2023.8.5 【湯の丸高原トレッキング 湯の丸山&烏帽子岳PH】早起きで爽快夏山ジョイ!

湯の丸山山頂 夏山ジョイ!
先週に続き、連続リハビリ登山である。

今夏は帯状疱疹の影響で、夏合宿計画などを大幅に見直さなくてはいけなくなっているが、まずは山行用体力を取り戻さなくてはならんのです。
おりしも関東地方は快晴猛暑続きであるが、山岳地帯は連日、雷雨に見舞われており、早出早登りが鉄則となっている。
今回は久しぶりに3人での山行となった。
自称ピークハンターのSM君と単独行者HT君が一緒だ。
天候問題もあり行き先がなかなか決まらず、最終的にはピークハンターSM君がこの湯の丸高原を推薦してくれたのだ。

私はあまりよく知らない地区だったが、
「湯の丸高原は、上信越高原国立公園に属し、湯ノ丸山の東側、浅間連峰の西側に位置する、長野県東御市と群馬県吾妻郡嬬恋村にまたがる、標高1,800~2,000mの高原地帯である。気候は、亜高山帯で湯ノ丸高原一帯は、別名「花高原」と呼ばれている。
周辺部に、湯ノ丸山、烏帽子岳、篭ノ登山、三方ヶ峰といった2,000m級の山がある。」Wikipediaより
「湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置し、その名のとおり、丸く穏やかな表情の峰々と、さわやかな亜高山帯の気候がおりなす一帯は「花高原」として親しまれています。
全国的にも有名なつつじ平のレンゲツツジ大群落(約60万株)は、国の天然記念物にも指定され、毎年初夏6月下旬には湯ノ丸山の山肌を鮮やかな朱色の絨毯のように染め上げます。
周辺の山々は、比較的登りやすい山容、雨の少ない安定した気候、抜群の展望から、初心者も安心して登れる山として人気があります。湯ノ丸山からその西側、烏帽子岳への縦走は、上信越の山々と上田盆地を見渡せる、絶好のトレッキングコースです。」東御市HPより
ということである。
写真はすべてクリックで拡大します
早朝、HT君の車で出発。
SM君を拾い、関越道をひた走る。
快晴だ! 赤城も榛名も妙義も浅間もピーカンだ。
小諸ICから一般道に入り湯の丸高原を目指す。
湯の丸高原スキー場駐車場には午前7時過ぎに到着。
広い駐車場にはすでに多くの車が駐まっているのにびっくり。
さすがに人気の山である。ピークハンターが集まってきているのかも知らん。
湯の丸高原に到着
早朝にもかかわらず結構車は多い
車のアンテナにはアキアカネ
絶好調のピークハンター
天気は快晴である。
気温は21度、湿度は低く快適だ。
ただ、午後になると雷雨の恐れありなので、さっそく出発だ。
まずはスキー場(この時期は牛の放牧場)のリフトに沿って登り始める。
視界も良く、草原を行くので快適だ。
まずはゲレンデを登る
ゲレンデを振り返ると篭ノ登山が見える
ツツジ平には一面のレンゲツツジ(たぶんそう)
途中にある大看板
ツツジの群生地(もちろんこの時期は咲いてません)を抜け、1時間ほどで湯の丸山南峰(2,101m)に到着。
コースタイムは1時間30分なのでかなりのハイペースである。
夏山を堪能する登山者HT君
もう着いちゃった湯の丸山
まだ、8時半すぎである。
山頂からの眺望は格別で、中央アルプスから後立山連峰まですっきり見えた。
「ピークハンターならあっち行けよ」とは、無論言わない。
山頂でしばし休憩。
頂上からはアルプス方面の大パノラマ
槍ヶ岳が見える
穂高は雲に隠れて見えません
中央アルプスはよく見えます
鹿島槍ヶ岳も見えました
浅間山方面はガスが上がってきている
ピークハンターの2人は、少し離れたところにある湯の丸山北峰(2,099m)を目指す。
私はここまで飛ばしすぎで、ちょっと疲れたので体力温存のため、南峰で待つことにする。
私は、もうピークハンターは卒業したのだ。
北ピークを目指すハンター
北峰に到着した2人
20分ほどで戻ってくる
2人を待つ間、のんびりと写真を撮りながら休憩。
いつもの山行より2時間は先行しているので、まだ9時前である。
夏の天気を考えると、本来の登山はかくあるべし。
午後、雷雨が来る前に下山しちゃうのが安全登山の基本ですねえ。などと言ってみる。
積乱雲湧く
湯の丸山山頂風景
マツムシソウとヤマハハコの群落
2人が戻ってきたので、本日の2峰目となる烏帽子岳を目指して出発だ。
ここから烏帽子岳に登るには一度鞍部まで降り、登り返すのだ。やだな〜〜
本日の3人のパーティフォーメーションは私が真ん中。
前門のピークハンター後門のピークハンター状態である。
いつもは後ろで、適当に写真撮って休憩とかしているのだが、前と後ろを固められているため必死に登るのみである。
遅れないようについていくのが精一杯で写真を撮る暇も、サボり休憩をする隙もないのである。
なんとか鞍部まで降りる。
ここからまた登りだ。
先週の北八ヶ岳に比べ、暑さはそれほどではないのが唯一の救い。
鞍部まで降りてくる
烏帽子岳手前の稜線
烏帽子岳(2,066m)に10時20分到着である。
コースタイム80分のところ60分で踏破。またしてもかなり速い。
私は、湯の丸山山頂でひとり休憩してて正解であった。
烏帽子岳山頂に到着したPH's
汗みどろでなんとか到着
この時間になると夏雲が湧いてくる。
頂上からの景色は、湯の丸山に軍配である。
昼食とする。
今日は軽量化のためストーブ等は置いてきたので、缶コーヒー。
雲がかかってきた湯の丸山
雲湧くアルプス方面
今日の昼飯
休憩しているともう出発の時間らしい。
今日は3つもピークをハントできたので満足したのであろう。
もう、踏んだピークに用はないのである。
置いていかれないように急いで支度をする。
ここからはほぼ下りのみ。もうピークはない。よかったー!
もう出発らしい
烏帽子岳の稜線を降りていく
鞍部まで下り、迂回路へ歩を進める。
道も整備されほぼ平らなので快適である。
途中、キャンプ場を横切り、あっという間に駐車場に到着する。
もう草原に降りてきた
湯の丸キャンプ場を通過
森の中にテントが見える
駐車場に到着
とりあえずコーラ
シャインマスカットソフトクリーム
到着したのは、12時ちょいすぎ。午前中で登山終了である。
朝方、目をつけておいた自販機でまずはコーラである。
帰り支度をし、休暇村の日帰り入湯に入り、シャインマスカットソフトクリーム(色が薄いグリーンなだけでちっとも美味くない)をいただき、帰路に着いたのであった。

この湯の丸高原は、先週行った北八ヶ岳とは千曲川を挟んで反対側に位置する。
距離的にはさほど遠くない。
帰路、八ヶ岳方面を見ると北八ヶ岳は今週も雲に覆われていた。
おそらく、またも雷雨が来ているであろう。
今日は何よりも早出早帰りに徹した登山となったが、そのおかげで夏山を十分にエンジョイできました。

最後に一句。
「夏山は 早出早足 早帰り」 元ピークハンター詠めり

<山行記録>
日程:2023年8月5日(土) 日帰り
同行者:HTさん、SMさん
天候:晴れ

当初計画;湯の丸スキー場駐車場(7:30)-ツツジ平(8:00)-コンコン平(8:10)-発(8:20)-湯の丸山南峰(9:10)-発(9:30)-北峰(9:40)-発(9:45)-南峰(9:55)-発(10:00)-鞍部(10:30)-発(10:40)-稜線(11:05)-烏帽子岳(11:30)-(昼食)-発(12:15)-稜線(12:35)-鞍部(13:00)-中分岐(13:40)-湯の丸キャンプ場(13:55)-湯の丸スキー場駐車場(14:05)

コースレコード;湯の丸スキー場駐車場(7:30)-ツツジ平(7:55)-湯の丸山南峰(8:35)-発(8:55)-北峰(9:05)-発(9:10)-南峰(9:15)-発(9:15)-鞍部(9:35)-稜線(9:55)-発(10:00)-烏帽子岳(10:20)-(昼食)-発(10:55)-鞍部(11:30)-中分岐(12:00)-湯の丸キャンプ場(12:05)-湯の丸スキー場駐車場(12:10)
緑字はHT君、SM君のレコード
実歩行時間:3時間20分,3時間40分(コースタイム:4時間40分,5時間)

<花高原>花の同定に自信なし。間違いあればご指摘ください。
マルダケブキ
ウツボグサ
シャジクソウ
ヤナギラン
ヤナギラン
ツリガネニンジン
マツムシソウ
マツムシソウ
シナノオトギリ
ハクサンフウロ
ヤマハハコ
アキノキリンソウ
クガイソウ
シシウド
エゾカワラナデシコ
ミネウスユキソウ
ノアザミ
イブキジャコウソウ
キバナノヤマオダマキ
ヤマホタルブクロ
シモツケソウ
湯の丸山より浅間山方面を望む