金峰山山頂から見る五丈岩 |
梅雨入り後ということもあり、「晴れの日優先」の私は、「社業優先のH君」をまたも平日に誘い出すことに成功。
一路、大弛峠を目指す。
勝沼ICを降りて、川上牧丘林道のワインディングロードを駆け上がる。
平日でもあり、道は空いており予定より早く大弛峠に到着する。
「この調子では、大弛の駐車場も空いているのでは」
「去年、平日に来たときは駐車場満車だったぞ~~」
はい。満車でした。
平日なのに駐車場は満車 |
しかたなく、林道に路駐 |
しかも、奥秩父連山の主脈上に位置するので、人気なのである。
さて、金峰山である。
「金峰山は、山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599 mの山である。別名「甲州御岳山」。山頂部は開けていて360度の展望があり、「五丈岩」という大きな岩がある。山頂には三等三角点(点名「金峰」、標高2,595.03 m)が設置されている。」Wikipedeaより
写真はすべてクリックで拡大します |
大弛峠の駐車場を9時40分にスタート。
まずは稜線への登り |
今年は、雪解けが早かったので、もしかしたら開花しているかと思ったが残念。
ミツバオウレン |
コバイケイソウはまだ芽が出たところ |
樹林の中であるが、稜線に出ちまえばこっちのもんである。
瑞牆山方面も曇ってる |
五丈岩がちらっと見える |
森林限界を超えるのは2,565m付近。最後の30分。
二人とも今日は体調が良く、岩ゴロゴロでもピョンピョン歩きなのである。
ようやく森林限界突破 |
頂上はもうすぐだ |
時折、夏空が広がる |
金峰山と言えば五丈岩。五丈岩と言えば金峰山。
奥秩父でもっとも知られたシンボルである。
一人岩の上にいる |
結構、楽々と登って行き、頂上で逆立ちまでしてやがるぜい。
さっきまで「五丈岩は無理だよね~~」と言ってたH君。
俄然、やる気を出して「登っちゃう?」
いろんな山が見えるようだ |
もちろんご神体であります。 |
「どうでした?」と聞くと「ルートは手がかりもあるので行けますよ」
とのこと。もう、行くっきゃないのである。
実際は何箇所か手こずったが、無事にアタック成功。
なんとか登りきる |
さよ~~~なら~~ |
「○○と煙は高いところが好き!」なことが実証されました。
岩の上から下を見下ろすと |
山頂付近は晴れ間も見え、雨の心配はないものの、展望は全く効かん。
奥秩父随一の360度の展望を誇る金峰山なのに残念無念。
真上は晴れている。 |
展望はこれだけって感じでした |
隣のお兄ちゃん達は、また五丈岩に登ったりして遊んでいる。
今日のランチ |
コイワカガミ |
コイワカガミの群落 |
キバナシャクナゲ(矮性)の残骸 |
ミネズオウ(もう終わり) |
苔むす樹林帯 |
確かに「山」である。 |
あっという間に大弛峠まで降りてしまい、今回の山行は成功裏に終了。
甲府市内で「ほうとう」を頂き、ガラ空きの中央道を帰りましたとさ。
馬刺付きほうとうセット H君食す |
H君シンボルマーク |
<山行記録>
日程:2018年6月14日(木) 日帰り同行者:Hさん
天候:曇り時々晴れ
当初計画:大弛峠(10:15)-朝日峠(10:45)-朝日岳(11:15)-発(11:25)-金峰山(12:55)-(昼食)-発(13:30)-朝日岳(14:30)-発(14:40)-朝日峠(15:10)-大弛峠(15:40)
コースレコード:大弛峠(9:40)-朝日峠(10:10)-朝日岳(10:40)-発(10:50)-金峰山(11:55)-(五丈岩登攀&昼食&休憩)-発(13:25)-朝日岳(14:15)-発(14:25)-朝日峠(14:50)-大弛峠(15:15)
実歩行時間:3時間45分(コースタイム3時間40分)
金峰山五丈岩と連なる稜線 |