2011/08/11

2011.8.10~11 【鬼怒沼トレッキング】 ゆっくりのんびり静かなトレック

難航苦行の南アルプス山行から3週間経過。
結構、フィジカルなダメージが大きかったこともあり、今回はリハビリトレッキング。
目指すは、奥鬼怒温泉郷にある鬼怒沼。
今回の同行者は古くからの友人のSS君。彼は登山経験はないが、なぜか奥鬼怒温泉郷には何度も訪れており、鬼怒沼までトレッキングをしたいとの要望があり、同行することとした。
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8月10日。トレッキングのベースとなる加仁湯温泉まで入る。
川俣湖の奥にある女夫淵の駐車場に車を止め、加仁湯温泉までは送迎バスを利用するか、1時間余り歩くしかアクセス方法がない。
女夫淵駐車場 ここでバスに乗り換え
我々は当然、送迎バスの利用を選択。一般車は通行禁止の奥鬼怒スーパー林道を走る。
約20分の乗車だが、その道の凄いこと凄いこと。結構なスピードで登って行くが、未舗装の悪路でお尻がバウンドを繰り返す。
もう勘弁してと思う頃にちょっと見「千と千尋の神隠し」に出てくるような外観の加仁湯温泉に到着。
加仁湯温泉ホテル
加仁湯温泉は、源泉かけ流しの混浴を中心とした秘湯であった。湯温はかなり熱いが白濁したいい温泉である。
夕食も朝食も高級素材ではないもののおいしい料理で、また従業員も皆さん親切で、全体的に大変結構なお宿でありました。
翌11日。宿で作ってもらったお弁当(おにぎり2個+佃煮中心のおかずが付いて525円)を持って、8時過ぎにトレッキング開始。トレッキングなので8時発でいいのである。
今日の行程は、鬼怒沼までの往復。余裕があれば鬼怒沼山でもピークハントでもするかという計画。
登りが約2時間半、下りが約2時間。歩行時間は4時間半程度の予定である。
ただし、標高差は約700m(1,320m→2,030m)としっかりとある。
天気は昨日と打って変ってかなり雲が多い。鬼怒沼方面に掛る雲は黒い。
宿の人の言。「昨日行ってきましたが、珍しく良い天気でした。燧ヶ岳と日光白根の両方とも見えました。いつもどっちかは曇っていて両方見えることはそうはないです。両方見えたら100点満点、片っポでも見えたら合格でしょう」 とのこと。

本日の天気は、雲量は多いが晴れ。上空は相当の風が吹いており、雲の流れが速い。目指す方向は完全に雲に覆われている。
まずは、日光沢温泉、オロオソロシの滝展望台を経由し、鬼怒沼に向かう。鬼怒沼に着くまでは、一貫して樹林帯の中である。時折現れる滝や白樺の林、一見白谷雲水峡?と思わせるような場所もあるが、ごくごく普通の山道である。

白谷雲水峡のような登山道を登る
前半はかなりの急こう配の部分もあるが後半はなだらかとも言える登山道で700mの標高差を感じさせない。 しかし、樹林帯だけの山道ってのは結構滅入るもんである。
天気も曇ったままで時折小雨が降る。
快晴で暑いよりはましだが、沼に着いた時には晴れて欲しいものだ。
鬼怒沼に到着する
下山してくる人に上の天気を聞いてみると「ガスっていて、展望なし」とのこと。
すれ違った下山者は3パーティのみ。
整備された山道の割には、静かなトレッキングを楽しむことができた。
コースタイムよりだいぶゆっくりとしたペースで3時間余りでようやく樹林帯を抜ける。
と思ったら、鬼怒沼の南端に到着。
その光景はまさに尾瀬。高層湿原の中に池塘が点在し、木道が南北に延びる。
面積は尾瀬ヶ原の600分の1ほどの大きさであり、こじんまりと「尾瀬してる!」って感じです。
雰囲気はまさに尾瀬ヶ原
雲がかなりのスピードで流れているが、幸い上空は晴れている。
鬼怒沼中央近くのベンチで昼食を摂る。
この頃になると、天気も大分回復し、南側には日光白根山が見えてくる。
東電の避難小屋
沼の北端まで移動し、東電の避難小屋などを覗いてみる。
当初、計画していた鬼怒沼山のピークハントは、眺望が全くないということと同行者の疲労度を考え取り止めとする。
大嵐山と根名草山 雲多し
天候は完全に回復し、素晴らしい高層湿原をしばし堪能する。
尾瀬と比べ訪れる人も少ない鬼怒沼。その分静かでのんびりした雰囲気を楽しめた。
遠く日光白根山が見えてくる
日光白根山も山頂付近の雲も取れ、全貌が見える。
尾瀬方面は薄曇り。燧ヶ岳は6合目あたりまでしか見えることが出来なかったが、まずまずの天気。
尾瀬燧ケ岳は雲に覆われ頂上は見えない
しばらく、鬼怒沼散策を楽しみ、下山開始。
帰路も同じ登山道をゆっくりと降りる。

加仁湯温泉には午後4時前に到着。往復で6時間半のトレッキングとなりました。
日光沢温泉までたどり着く
当初、あまり期待していなかったコースではあったが、
あまり他の登山客とも会わず、とても静かな山行ができたこと。
天候も登りの時が曇りで、目的地ではまずまず晴れたこと。
一人の怪我もなく無事目的地まで行けたこと。
標高差700m、歩行時間6時間超でも疲労度0。筋肉痛すら発症しなかったこと。
等により、 ゆっくりのんびりのトレッキングでしたが、満足度の高い山行となりました。
木道と日光白根

空高く 秋近し
鬼怒沼へのこのコースは、ピークハントの満足感は得られないものの温泉好き&高層湿原好きにはお勧めのコースであります。
ただ、尾瀬と決定的に違うのは、見るところが鬼怒沼しかないので、天気が良くないと、ただただ樹林帯を登るだけのアルバイトとなりますので、天候の見極めはしっかりとしてください。

<山行記録>
日程:2011年8月11日(木) 日帰り(前泊)

同行者:SSさん、Mさん、Mさん、Nさん

天候:曇り時々晴れ一時雨

当初計画:
可仁湯温泉(8:00)-鉄橋(8:15)-オロオソロシの滝展望台(8:50)-鬼怒沼湿原南端(10:40)-鬼怒沼湿原北端(11:20)(-鬼怒沼山ピストン)-鬼怒沼湿原北端(昼食)(12:20)-鬼怒沼湿原南端(12:40)-オロオソロシの滝展望台(14:00)-鉄橋(14:30)-加仁湯温泉(14:50)

コースレコード:
可仁湯温泉(8:20)-鉄橋(8:35)-オロオソロシの滝展望台(9:25)-鬼怒沼湿原南端(11:25)-鬼怒沼湿原ベンチ(昼食)-鬼怒沼湿原北端(12:40)-鬼怒沼湿原南端(12:55)-オロオソロシの滝展望台(14:38)-鉄橋(15:35)-加仁湯温泉(15:50)

実歩行時間:6時間27分

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