2013.8.2 【スイス ユングフラウヨッホ・アイガーグレッチャー トレッキング】 

今回のスイストレッキングツアーは、インターラーケン (Interlaken)を拠点として、スイスの山岳リゾートのグリンデルワルドとツェルマット周辺をできるかぎり楽しもうというプランである。
写真はすべてクリックで拡大します。
2日目の今日は、ユングフラウヨッホ (Jungflaujoch)とアイガーグレッチャー (Eigergletscher)でのトレッキングを予定している。
早朝にインターラーケン (Interlaken)のホテルを出発。
今日も天気は良さそうだ。



登山電車に乗り込みまずはラウターブルンネン (Lauterbrunnen)を目指す。
ここで乗り換え、今度はクライネ・シャイデック (Kleine Scheidegg)でいよいよユングフラウヨッホ行きの登山電車に乗り込む。
快晴のユングフラウ (Jungflau)山麓を赤い電車が走る。

アイガー (Eiger)、メンヒ (Monch)、ユングフラウの4000m級の3山、氷河、高原を眺めながら、夢のような時が過ぎて行く。

やがて登山電車はアイガーの山腹をぶち抜いたトンネルに入る。
途中で2駅に停車。トンネル駅からの絶景を楽しめる。

終点ユングフラウヨッホ駅に到着したのは9時前。
この駅の標高は、なんと3,454mである。
クライネ・シャイデックは暗くない
登山電車は絶景の中を走る
アイガーヴァント (Eigerwand)駅の展望台
展望台からの景色
アイスメーア (Eismeer)駅
アイスメーア駅からの景色


背負ってるザックがEigerwand
そういえば、私のミレーのザックの製品名がアイガーヴァンドであったことにようやく気付く。ちょっとうれしいかも。

ここからメンヒスヨッホヒュッテまでの片道約1時間の標高3,500mの雪上の稜線トレッキングが始まる。




ゴジラの背中っぽいTrugberg

右手には世界自然遺産のアレッチ氷河、左手にはメンヒ山頂を眺めながらの雪上トレッキングは、「俺、こんなところに居ていいの?」ってな気持ちで足も軽い。
左手にはメンヒ
右手にはアレッチ氷河(Aletsch Gletscher)
途中、メンヒ山頂(4,099m)への分岐点を通るが、山頂を目指す登山者の多いこと。
ザイルにハーネス装備の登山者から、夏山装備にピッケル、アイゼン程度の装備で登って行く者もいる。
しばらく山頂へのルートを眺めていたのだが、基本的にはそう難度は高くなさそう。普通に登れる山と見たのだが。今回は偵察なのである。
登れるでしょ。
標高差200m程度の登りであるが、やはり空気が薄い(平地の2/3程度か)のであろうか結構息が切れる。

右に北アルプスの北穂高東尾根のゴジラの背中のような山が迫る。
最後の乗越しを越えるとようやくメンヒスヨッホヒュッテ (Monchsjoch Hutte)(3,628m)に到着。
アイガーへと続く雪原が広がっている。
とんでもないところにあるヒュッテ
アイガーに続く氷河に落ちそう

しばらく休憩し、来た道を引き返す。
今度は緩い下りとなっており、前方にユングフラウの山頂を眺めながらの快適なトレッキングとなった。




往路はそれほどの登山者はいなかったが復路は、数多くの人々とすれ違う。
メンヒ山頂に向かう登山者も数多く、相当の混雑。
本場スイスでもやはり登山は早朝にが鉄則である。

ユングフラウヨッホに近づくと、飛行機やらヘリコプターやらがブンブン飛び回っている。空中遊覧用であろうが、意外に景色に似合っていると思った。





ユングフラウヨッホの展望台にて簡単な昼食を摂り、アイガーグレッチャー駅まで降りる。
ユングフラウヨッホには日本専用のポストが
アイガーグレッチャー駅に到着

ルートを確認する
ここから本日の後半戦のトレッキングを開始する。
アイガーグレッチャーからは、多くのコースがあるが我々は氷河のほとりを下って行くルートを選択。


氷河が迫ってきます。


これぞアルプスハイキングという絶景の中を進む。
圧倒的な存在感の山々、圧巻の氷河、広がる草原、そしてもちろん一面のお花畑である。



まあ、一面こんな感じです







モレーンの堆積した尾根上の道を進むと移設されたミッテレルギ小屋 (Mittellegihutte)があった。
中を覗くと槙有恒の記念館ぽくなっていて、感動した。
もちろん、この小屋は移設されたものであるが、思わずアイガーへ続く山稜を見上げてしまったのである。
移設されたミッテレルギ小屋

当初はクライネシャイデックまで降りる予定であったが、予定を変更し、このまま氷河の谷沿いに道を取る。

モレーンの堆積した尾根を歩く


ルートがあっているという印
草原で昼寝する人がいた
途中で道を失い、久々に薮をこぐというアクシデントや牛の群れの帰宅に遭遇するというハプニングはあったものの無事にヴェンゲンアルプ (Wengenalp)の駅に到着したのであった。




こうして初めてのアルプストレッキングは、大満足のうちに終了したのである。

<山行記録>
日程:2013年8月2日(金)
同行者:Uさん夫妻
天候:快晴

コースレコード:
①ユングフラウヨッホ⇄メンヒスヨッホヒュッテ(往復)
インターラーケン発(6:35)-<電車>-ラウターブルンネン(6:55)-クライネシャイデック(7:50)-アイガーヴァント(8:20)-アイスメーア(8:35)-ユングフラウヨッホ(8:55)-発(9:10)-<トレッキング>-メンヒスヨッホヒュッテ(10:05)-発(10:20)-ユングフラウヨッホ(11:10)

②アイガーグレッチャー→ヴェンゲルンアルプ
ユングフラウヨッホ(12:30)-<電車>-アイガーグレッチャー(13:15)-付近散策-発(13:50)-ヴェンゲンアルプ(16:10)-発(16:30)-<電車>-ヴェンゲン (Wengen)(17:30)-インターラーケン(17:50)

実歩行時間:
       ①1時間45分
       ②2時間55分
   計4時間35分


アイガーグレッチャーより、右からユングフラウ、メンヒ、アイガー

2013.8.1 【スイス グリンデルワルド 逍遥】圧巻!日本隊ディレティシマ

今回のレッキングツアーは、スイス山岳リゾートのベルナー・オーバラント(Berner Oberland)のインターラーケン (Interlaken)を拠点として、グリンデルワルド (Grindelwald)とツェルマット (Zelmatt)周辺をできるかぎり楽しもうというプランである。
ベルナーオーバーラント(Berner Oberland)全体図
スイストレッキングツアーの初日、本日はあまり時間もないことから、まずは土地勘を養う意味からもグリンデルワルドの街の偵察に出発。
今回の地図は、登山鉄道の座席のテーブル
写真はすべてクリックで拡大します。
インターラーケンから登山鉄道に乗り込む
インターラーケンから登山電車に乗り、遂に岳人の聖地の一つであるグリンデルワルドの地を踏む。
アイガー (Eiger)を眺める 
シュレックホルン (Schreckhorn) 4,078m
アイガー 3,970m

ヴェッターホルン (Wetterhorn) 3,692m

グリンデルワルドはクライネ・シャイデック (Kleine Scheidegg)、アイガーグレッチャー (Eigergletscher)などのハイキングコースの拠点ともなる街である。
ユングフラウ (Jungfrau)3山(ユングフラウ、メンヒ (Monch)、アイガー)に至近の街であるが、メンヒ、ユングフラウは、アイガーの巨体に遮られ望むことはできない。

槙有恒、渡部恒明、加藤滝男、今井通子、長谷川恒男、森田勝などが愛したアイガー北壁の1,800mの岩壁が、間近に望める。
ここから眺める北壁は、外見はとても美しく、とても数多くの人々を飲み込んだようには見えない。
美しい街である
ハウプト通りは日本人で溢れている
また、この日本人にゆかりの深いこの街は、現在も日本人の観光客も多い。
日本唯一の登山道具メーカーとも言えるモンベル (Mont-Bell)も店を構えている。
これも先人達の功績のなせるわざであろう。
モンベル・グリンデルワルド店
辰野勇氏が使った道具とアイガー登攀の写真など
思わず衝動買いしたモンベルT
Japanese Diretissima 1969 (日本直登ルート) 
かっこよ過ぎ!
我々が、今回のスイストレッキングツアーの最初と最後の地にこのグリンデルワルドとした(偶然かも)のもむべなるかなである。




刻々と姿を変えるアイガー北壁
アイガー北壁を見上げるテラスで暮れていく景色を眺める。
刻々と変わる雲の動きと徐々に暗くなっていく北壁は、いつまでも見ていても飽きることはなかった。

グリンデルワルドとインターラーケンを往復する登山電車
アイガーよ、しばしのお別れだ。
初めてのスイスアルプスは、想像以上に素晴らしかった。
必ずまた訪れることを心に誓い、グリンデルワルドにしばしの別れを告げた。

<山行記録>
日程:2013年8月1日(木)、4日(日)
同行者:Uさん夫妻
天候:晴れ時々曇り
コースレコード:グリンデルワルド散策
実歩行時間:約2時間

日本隊は世界で初めてここを直登した。