5月3日憲法記念日。ゴールデンウィークのど真ん中である。
それでも午前9時前には富士見パノラマリゾートの駐車場に到着。
春なのに立派なモミジ (富士見パノラマリゾートにて) |
東北・西吾妻山の麓で右足首の靭帯損傷と骨折から2カ月余り経過。
(事件の詳細は「西吾妻山 山行報告」参照)
予想外の重症で、この入笠山が負傷後初めての山歩きとなる。
写真はすべてクリックで拡大します。 |
なんといっても、ゴンドラを使えば、比較的短い歩行で2,000m級の山に登れるのがうれしい。
加えて、林道が山頂近くまで入っていること、それと前述のゴンドラが運行されていることから、エスケープルートが万全であるので安心である。
今回は私の足の状態を見るのに適当ということで、H君が選んでくれたのでありました。
広い駐車場にはすでに多くの車が駐車しており、その半分がハイカー、残り半分がマウンテンバイク乗りという感じである。
富士見パノラマリゾート すずらんゴンドラの麓駅 |
八ヶ岳を見ながら登っていく |
たまたま、ゴンドラに同乗した係のおじさん(なぜかルバーブの鉢植えを抱えている)が、「ここのMTBのコースは日本一なんです。」とのたまう。
ゴンドラから下を見やるとMTBコースを何台もの自転車がピョンピョン飛んでいた。
標高1780mのゴンドラの頂上駅まで一気に上がる。
頂上駅の横でルバーブアイスなるものを販売していた。(あまりうまくはなさそうであった)
駅舎を出ると目の前はどーんと八ヶ岳。今年は比較的雪解けが早そうだ。
ここはスズランの群生で有名であるが、時期はまだカタクリである。
人工的に植えられたとおぼしきカタクリの群生が見られた。
どこにでもあるようなカタクリ |
一応、群落になっている |
季節が悪いのか、湿原なのに水の供給が悪いのか、あまり花も無く、枯れた湿原に渡された整備された木道のみが綺麗である。
片隅の小川のほとりに一掴みのミズバショウが咲いていました。
入笠湿原の立派な看板 |
一握りのミズバショウが咲く |
一応、群落になっている |
湿原の全景 |
足の調子もあるので、何かにつけ休憩を取りながら、ゆっくりと登る。(いつもと同じか)
北アルプスもすっきり晴れている |
南ア 甲斐駒ケ岳 |
ところどころ、雪も残っている |
ここまでのコースタイムは1時間程度であるが、なんだかんだで1時間半以上も掛けての到
着である。
頂上に到着 |
コースタイムを計測している? |
多くのハイカーで頂上は大混雑。人気のハイキングコースである。
しかし、360度広がる景色はなかなかの絶景。お天気に感謝である。
富士山、甲斐駒ケ岳、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳から白馬までの北アルプス。
そして、八ヶ岳で1周である。
頂上に座り込む多くのハイカー |
八ヶ岳もバカッパレ |
南アルプス方面 |
北ア 乗鞍岳です |
おやつは柏餅 |
湿原はこの時期とくに見るべきものも無く早々に退散。
大阿原湿原 |
枯野を駆けめぐる |
八つの核心部 キレットはこの位置では西岳の向こうで見えない |
このあたりは山桜が最盛期を迎えていた。
山桜満開 |
一応、群落になって いないだろ |
また、入山前は不安もあっため足首も疲労感はあるものの、痛み等の故障はとくに無く、無事にリハビリ山行を終えることができた。
リハビリ登山に付き合ってくれたH君、大変ありがとうございました。
空いている中央高速を走る。 帰りも正面に富士山がバッチリ |
日程:2015年5月3日(日) 日帰り
同行者:Hさん
天候:晴れ
当初計画:
ゴンドラ頂上駅(9:30)-入笠湿原(9:40)-御所平峠登山口(9:50)-入笠山山頂(10:20)-(昼食1)-発(11:00)-首切登山口(11:20)-大阿原湿原入口(11:40)-湿原中央(12:00)-大阿原湿原入口(12:40)-切登山口(13:00)-八ヶ岳ビューポイント(13:15)-(昼食2)-発(14:00)-入笠湿原(14:15)-ゴンドラ頂上駅(14:30)
コースレコード:
富士見パノラマリゾート駐車場(8:55)-ゴンドラ麓駅(9:15)-(ゴンドラ)-頂上駅(9:30)-発(9:40)-入笠湿原(10:15)-山頂直下分岐(10:50)-発(10:55)-入笠山山頂(11:10)-(おやつ)-発(11:55)-首切登山口(12:10)-大阿原湿原(12:25)-湿原中央(12:35)-首切登山口(12:50)-八ヶ岳ビューポイント(13:00)-(昼食)-発(13:35)-入笠湿原(13:55)-ゴンドラ頂上駅(14:15)-(ゴンドラ)-麓駅(14:30)-駐車場着(14:40)
実歩行時間:2時間40分
頂上からの八ヶ岳南ア方面のパノラマ |