中央高速を走っていくと、南アルプス・甲斐駒ヶ岳の前衛の山として、夏でも真っ白なよく目立つ山が日向山である。
甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳連峰の展望台として知られ、コースタイムは、頂上まで往復で2時間半程度とまことに結構な山である。
今年は暖かいため、冬装備も必要なしということで、登り初めに好適。
日向山より甲斐駒ヶ岳方面を望む |
天気は快晴。
富士山をはじめとして、南アルプス、大菩薩、茅が岳、八ヶ岳とどの山も綺麗に見える。
今年は、雨天に悩まされないぞ!と意気軒昂。
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矢立石登山口付近には5台ほどしかスペースがないとのこと。
まあ、行ってみて考えましょう。ということで中央道を降り、山道をぐんぐん登っていく。
道は狭いながらも舗装されており、問題なし。
途中の路肩にも駐車がされており、嫌な予感はしたが案の定、矢立石駐車場は満車。
しかたが無いので、徒歩で10分程度下った駐車スペースにやっと駐車。
その間も、数台の車が昇ってくる。
駐車場所から登山口まで、徒歩で登り返す間に数えた車の数は20台でありました。
ここから先は車輌通行禁止の矢立石登山口 |
平成23年の台風で損傷が激しい林道を登っていく。
途中、鳳凰三山、甲斐駒が岳などが絶景である。
それにしても、通常であれば、この時期は、真っ白になっているはずなのに、本当に今年は雪が少ないです。
昼飯を食べたり、写真を撮ったりして、気がつくと山頂に1時間以上もいることに気づく。
下山開始である。
ちょっと下ったところに三角点があった。ここが真の山頂であるが、あたりは樹木に遮られているため展望はないし、どうやって測量したんだろう。
下りのコースは、所謂一般登山ルートであるが、稜線をずうっとたどるコースで、綺麗に整備され、勾配もゆるい。
快適なハイキングコースである。ここを昇ってきて、帰りに錦滝へ降りるルートを選択すると、そのギャップに驚くであろう。(通行禁止とするのも理解できます)
登りルートに錦滝ルートを選んで大正解である。
落ち葉を踏みしめながら、あっという間に駐車場まで降りてしまった。
2016年の登り初めは、3時間に満たない実歩行時間であったが、天気も良く、景色も良く、体調も良く、気持ちのよい登山となった。
帰り道でH君の要望もあり、シャルマンワインと七賢酒造により、お土産を買う。
H君はワインの試飲でほろ酔い加減で、とてもご機嫌であった。
連休の中日であったが、中央道はさしたる渋滞もなく、「次の山行はどこにしようか?雪山が良いかねえ。」などと、話しながら夕方には、帰宅できたのでした。
<山行記録>
日程:2016年1月10日(日) 日帰り
同行者:Hさん
天候:快晴
当初計画:矢立石登山口(9:30)-日向山(11:00)-(昼食)-発(12:00)-錦滝(12:40)-登山口(13:10)
コースレコード:矢立石駐車場(9:22)-登山口(9:30)-錦滝(10:14)-発(10:25)-日向山稜線(11:15)-日向山山頂(11:25)-(昼食)-発(12:30)-登山口(13:15)-駐車場(13:24)
荒れた林道を登る |
それにしても、通常であれば、この時期は、真っ白になっているはずなのに、本当に今年は雪が少ないです。
凍っていなければ、落差が25mもある大滝である。
今日は、ほぼ凍結しており、オーバーハングしている滝口からは少ないが、水が落ち込んでいる。
ついに頂上広場に到着。
一気に視界は開け、目の前は八ヶ岳、振り返れば甲斐駒が岳の絶景だ。
急坂を登って来たので山頂に着いた時には暑かったが、しばらく稜線上にいるとさすがに寒くなる。温度計は摂氏2度。
風が吹くと凍えそうになるので、稜線の陰の林に入り、ダウンを着込み、昼食。
錦滝の東屋に到着 |
滝の底部は完全に凍ってます |
アイスクライミングできるかなあ。。。 |
ここからが、難所であった。
「下り通行禁止、登り通行注意」となっている登山道である。
急勾配で、梯子、鎖、ザイル等でサポートされている。
絶壁を攀じる |
通行禁止となっている割には何人かの下山者に出会う。
まあ、禁止するほどの危険度ではなかったのは事実であるが。
40分あまり、苦闘しながら登り詰め、ようやく稜線に出る。
稜線に出てしばらく歩くと、前方が明るくなってきた。
まるで雪原に出たように白いザレ場が出現する。
明るい稜線が見えてくる |
花崗岩の砂地は滑る |
頂上はもうすぐだ |
一気に視界は開け、目の前は八ヶ岳、振り返れば甲斐駒が岳の絶景だ。
頂上広場に到着 |
甲斐駒をバックに |
八ヶ岳がきれいに見える |
甲斐駒もきれいに見える |
こんなところを昇ってきたよ |
日向山山頂 |
八ツをバックに |
大好きな八ヶ岳をもう一度 |
風が吹くと凍えそうになるので、稜線の陰の林に入り、ダウンを着込み、昼食。
今日の昼食はパン |
下山開始である。
ちょっと下ったところに三角点があった。ここが真の山頂であるが、あたりは樹木に遮られているため展望はないし、どうやって測量したんだろう。
下りのコースは、所謂一般登山ルートであるが、稜線をずうっとたどるコースで、綺麗に整備され、勾配もゆるい。
快適なハイキングコースである。ここを昇ってきて、帰りに錦滝へ降りるルートを選択すると、そのギャップに驚くであろう。(通行禁止とするのも理解できます)
登りルートに錦滝ルートを選んで大正解である。
落ち葉を踏みしめながら、あっという間に駐車場まで降りてしまった。
2016年の登り初めは、3時間に満たない実歩行時間であったが、天気も良く、景色も良く、体調も良く、気持ちのよい登山となった。
帰り道でH君の要望もあり、シャルマンワインと七賢酒造により、お土産を買う。
H君はワインの試飲でほろ酔い加減で、とてもご機嫌であった。
シャルマンワイン工場 |
甲斐駒が岳(シャルマンワインより) |
日程:2016年1月10日(日) 日帰り
同行者:Hさん
天候:快晴
当初計画:矢立石登山口(9:30)-日向山(11:00)-(昼食)-発(12:00)-錦滝(12:40)-登山口(13:10)
コースレコード:矢立石駐車場(9:22)-登山口(9:30)-錦滝(10:14)-発(10:25)-日向山稜線(11:15)-日向山山頂(11:25)-(昼食)-発(12:30)-登山口(13:15)-駐車場(13:24)