2016.2.7 【入笠山 雪山ハイク&スキー】やる時はやる!晴れてさえいれば

2016年2回目の山行は、入笠山となった。
入笠山山頂から八ヶ岳を望む
北八ヶ岳の黒百合ヒュッテに泊まろうという計画であったが、ヒュッテ満員で断念。
上越方面へスキーに行こうというプランもあったが、強い冬型で上越方面は、悪天候確定。
ということで、ハイク&スキーが楽しめる入笠山へ行くことに決定。
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今回も同行者はH君である。
早朝に都内を抜け、9時前に富士見パノラマリゾートの駐車場に到着。
予想通りの大混雑であるが、係員の誘導に従い、無事駐車。

本日は、午前中に入笠山山頂までハイク。昼食後にスキー(私)&ボード(H君)をしようという欲張った計画である。

複雑怪奇な、ゴンドラチケットセット券やらパック券やらレンタル割引やらシニア割引などのお徳なセット攻撃の難関を乗り越え(主にH君が考えた)、ゴンドラ&リフト1日乗り放題、スキー&ボードのレンタルの手配を済ませる。

一度、駐車場に戻り、午前の部「入笠山ハイク」の準備をし、10時前に出発。
積雪期のコースタイムで往復2時間半なので、不要装備は全て残した軽装備。
写真撮影用のピッケル(本当は一番不要装備のような気もしたが)だけは持つ。
駐車場で転ばないように注意しながら、ゴンドラに乗り込む。
ゴンドラから八ヶ岳を望む
ゴンドラ頂上駅を出てすぐに登山開始。昨年も来ているので道は分かっている。
道は雪で覆われているが、固くしまっており快適である。
頂上への道は快適

ぐんぐんスピードを上げ、入笠湿原を抜け、入笠山頂上に40分ほどで到着。
グダグダ登山が信条の我々もやる時はやるのである。
記録を見てみると昨年の5月は同じコースを1時間40分も掛かっている。
もっとも、昨年は骨折後初の登山であったのでしかたが無いのであるが。
頂上から、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、中央アルプス、そして八ヶ岳の絶景を堪能。
八ヶ岳全貌
甲斐駒と鋸

中央アルプスから御嶽方面
残念ながら御嶽山は雲を被り、北アルプス、上越方面は厚い雲の中であった。
写真撮影だけのためにピッケル持参
山頂は結構な人出であったが、その装備は千差万別で面白かった。
スノーシューハイクツアーご一行
一番多いのは、スノーシューハイクツアー、その次がアイゼン装着組。ピッケルを持っている人も散見される。ワカン組はほとんどおらず。我々のような、冬装備なしも結構多い。
スノーシュー、ワカン、アイゼンを装着しての雪山訓練で来ている人が多いと好意的に解釈しましょう。
はっきり言いますと、本日の状況では、冬装備は100%不要であります。

今回は、軽装速攻登山であるため、ひととおり景色を楽しむと即下山に移る。
通常、1時間は山頂でグダグダしている我々だが、やる時はやるのである。
下山も一気である。30分フラットの快挙である。

途中、登ってくる山ガールに「あ、あの人たち走ってる~~すんごい~~」と言われるほど走って降りたのである、やる時はやるのである。


これにて登山部は終了。

手に入れたシニア割引パック券は1,000円分の昼食券が付いているので、ゲレンデにあるレストランで昼食を摂る。

午後は、装備を入れ替え、私はスキー、生意気にもH君はボードで滑ることにする。
先ほど乗ったゴンドラで頂上駅へ。
ここから麓まで、八ヶ岳に向かって滑っていく約3kmのダウンヒルである。
思ったより雪は締まっており、斜度も適度でなかなかのコースであるが、かなりの混み様。

「5年くらいスキーやってないや。」と私が言えばH君も「5年くらいボードやっていないや」と、まずは言い訳の応酬。
全体的にはバーンとなっている
八ツに向かって滑る
とは言え、ダウンヒル2本目まではまずまずの滑りを楽しむことができて満足。
しかし、私は3本目でもう膝の踏ん張りが利かなくなってきたのでリタイア。
H君は果敢にも4本を滑りきり、無事に二人とも怪我もなく生還できたのであった。
晴れていさえすれば、やる時はやるのである。

<山行記録>
日程:2016年2月7日(日) 日帰り
同行者:Hさん
天候:快晴

当初計画:ゴンドラ頂上駅(9:30)-入笠湿原(9:50)-入笠山山頂(11:00)-発(11:30)-入笠湿原(12:30)-ゴンドラ頂上駅(12:50) 積雪期コースタイム

コースレコード:ゴンドラ頂上駅(10:07)-入笠湿原(10:18)-発(10:20)-入笠山山頂(10:50)-発(11:10)-入笠湿原(11:17)-ゴンドラ頂上駅(11:40)
午後:13:00~15:30 富士見パノラマスキー場でスキー&ボード

実歩行時間:1時間11分

写真はこちらから「2016207 入笠山」