鈴ヶ岳の稜線から見る黒檜山と大沼 |
去年も初山行は4月20日。
1年間で6回しか山に行ってないという体たらく。
まさになんちゃってのへタレである。
ということで今年は頑張ろう。
まずはトレーニング山行である。
近場で手ごろな山を物色し、H君提案の赤城山塊の鈴ヶ岳と地蔵岳で決まり。
コースはかなりマイナーであるが、快適な稜線歩きが楽しめそうということで、決定!
赤城山は、黒檜山、駒ヶ岳 、地蔵岳、長七郎山、小地蔵岳 、鍋割山 、荒山、鈴ヶ岳の総称であり、主峰の黒檜山(1,828m)には積雪期に昇っている。(2012.3.18 【赤城山山行】参照)
今回は、大沼を挟んで黒檜山とは反対側にある地蔵岳(1,674m)と鈴ヶ岳(1,565m)の2峰を目指す計画である。
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いつもなら、関越道を使うのだが、ちょうど東京外環自動車道のリニューアル工事の予備日ということもあり、東北道から北関東自動車道を経由して、赤城山を目指す。
所要時間はどっち回りでも大差ないのである。
午前9時に赤城山麓の新坂平駐車場に到着。
広大な駐車場であるが、駐車している車は他に1台のみという嬉しい状況。
天候は晴れ、平日のマイナールートは、ご機嫌である。
大きな駐車場はガラガラ |
尾根を見上げ一人佇む人。たぶんオシッコ中 |
地蔵岳 山頂には鉄塔が林立 |
日光白根山は冠雪している |
でも、稜線に出ちゃえば、あとはルンルンの尾根歩きが待っている・・・はず。
折りしもの好天に風もなく、気温はどんどん上がる。
体感温度は30度。(実際は20度くらいか)
しかも、ルンルンの尾根歩きのはずが、思いもよらぬアップダウンの繰り返し。
100m昇り100m下るを繰り返す。トレーニング中の身には辛い。
二人揃ってへたれる。
右に地蔵岳、奥に黒檜山 なかなか良い天気 |
春の稜線を行く |
いったん降りてあれを昇るのはイヤん |
天気はますます晴れ |
また昇りですか?休むための写真撮り |
他に人はいない。大ダワから最後の昇りに |
大ダワという鞍部にようやく到着。
ここでご夫婦らしきパーティに会う。
本日、会った唯一の登山者であります。
気合いを入れ直し、最後の登りに入る。
斜面も急だが、それより何より暑い。暑い。
ここもついに噴火しちゃうのかと思うほどであります。
11時過ぎにようやく頂上に到着。
無論、誰もいませんよ。
頂上は思ったほどの展望はなく、昼食にすることに。
天気はいいのでのんびりと、1時間ほどもグダグタとランチタイム。
ようやく頂上に到着 |
結構バテてます |
今日のランチ |
バテて座り込むH君 |
意味わかんねえし |
意味不明の警告を読み、おサルのように下山開始。
そういえば、このルート。山の花が全く咲いていない。
カタクリくらいはあるかと期待していたのだが。。。
相変わらず景色はいいのであるが、当然のことに、帰りもアップダウンの繰り返しである。
またもや、灼熱ヘタレと成り下がる二人であった。
頂上を占拠する3柱 |
こんなところもあったのね |
真ん中は富士山じゃなくて浅間山 |
谷川岳はまだ雪の中 |
ウバコ山展望台にて |
同じく |
ヘロヘロで駐車場着。当然のことながら我々の車しか止まっていません。2時間ほどの行程であったのに関わらず、今日のセカンドプランの地蔵岳を登る気力は完全に失われていた。
とりあえず、大沼・赤城山神社にでも寄って、温泉でも探すとしよう。ってことで合意。
一路、大沼を目指すのであった。
我々の車だけがポツンと残る駐車場 |
赤城山 大沼 |
立派な赤城山神社は島にあるのよ |
帰りは前橋の道の駅に併設されている「あいのやまの湯」という温泉で汗を流し、巨大ショッピングセンター・スマーク伊勢崎で石焼チャーハンを頂き、今度はナビの言うなりに関越自動車道で東京へ向かったのであった。
<山行記録>
日程:2018年4月19日(木) 日帰り
同行者:Hさん
天候:晴れ
当初計画:
①新坂平P(9:20)-鍬柄山(10:10)-発(10:20)-大ダオ(10:40)-鈴ヶ岳(11:10)-(昼食)-発(12:10)-大ダオ(12:30)-鍬柄山(12:50)-新坂平P(13:30)
②新坂平P(13:45)-地蔵岳(14:45)-発(15:00)-新坂平P(15:40)
コースレコード:
①新坂平P(9:37)-ウバコ山(10:18)-鍬柄山(10:27)-発(10:36)-大ダオ(10:45)-発(10:50)-鈴ヶ岳(11:12)-(昼食)-発(12:10)-大ダオ(12:30)-鍬柄山(12:55)-ウバコ山(13:10)-発(13:15)-新坂平P(13:48)
②暑さとへタレのため中止
実歩行時間:2時間54分(コースタイム3時間)