金時山山頂より仙石原と芦ノ湖を望む。 |
今後2週間は天気が良くない。との中期予報。
急遽、夏合宿に備えたトレーニングに出かけることに。
とはいえ、関東付近で晴れ間が望めるのは、伊豆、箱根方面だけ。
ドライブも楽しめそう。ということで箱根の金時山を目標と定める。
「金時山は、箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山である。日本三百名山のひとつ。箱根山カルデラを囲む外輪山列で最も高い山であり、山頂付近は植生の少ない風衝地となっている。周囲の山よりひときわ高く、遮るものが少ないため、山頂からの眺望が良く、西側から南東側にかけて富士山、愛鷹山、南アルプス、駿河湾、金時山より箱根峠方面へ伸びる古期外輪山、箱根山最高峰である中央火口丘の神山と中腹に広がる大涌谷の噴煙地などが望見でき、さらにカルデラ内には芦ノ湖や仙石原を望むことができる。
江戸時代になると、坂田金時の故郷が足柄山であるとした「金太郎伝説」ができ、この頃から金時山と呼ばれるようになった。その後、1900年(明治33年)に童謡「金太郎」がつくられ、広く知れ渡るようになった。」Wikipediaより抜粋
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月曜の早朝、若干混雑気味の首都高を抜け、東名高速を快調に飛ばす。
御殿場ICを降り、金時神社の登山口駐車場へ向かう。
金時神社の手前で左折したと思ったら、なんか道が違うような。
舗装も新しいが、完全に間違い。
舗装も新しいが、完全に間違い。
カーナビは道をちゃんと表示しているが、金時神社からは遠ざかっている。
Uターンする適当な場所もないので、仕方なくワインディングをかっ飛ばす。
すると「金時見晴パーキング」と書かれた立派なパーキングエリアに到着。
(ちなみに上の地図には金時見晴パーキングの表記は無く、地図上のうぐいす茶屋の辺りである)
とりあえず、駐車してみると、なんと「金時山ハイキングコース入口」とあるではないか。
ハイキングコース入口とある |
金時神社よりだいぶ登ってきているので、当初の予定より短いルートになることは間違いない。
地図上では現在位置が確認できないので、当初ルートに戻るか迷ったが、登山道も新しく、入口から入っていく登山者も何人かいる。まあ大丈夫だろう。
登山口には案内図も |
なんてったってクマさんいなくっちゃね |
てなことで、8:30登山開始である。
今日は自分で地図をちゃんと見ることにする。
新しい道標もしっかりしている |
まあ、こんな感じの道です |
しばらく歩くとうぐいす茶屋に到着。
なんと、ちゃんとウグイスが鳴いているのであった。
このうぐいす茶屋により、マップで現在位置を確認できたので、もう安心です。
しかし、天気はまずまずで雨の気配はないが、暑いし湿度も高い。
登山道は若干の岩場があるものの、総じて良く整備されており、問題はないが、頂上に着く頃には汗みどろである。
幸い、曇天であったのがなんとか耐えられたが、これで晴れてたらもう焼け死んでいたであろう。
まあ、暑さ対策トレーニングにはなったかも。
ホタルブクロ |
シモツケ |
山百合の蕾 |
箱根カルデラが見える |
金時神社への分岐 |
山頂には9時半前に到着。
ほぼ1時間で登り切っちゃいました。
まさかりに到着 |
茶屋が2軒あります |
山頂にも茶屋があり、お手軽なハイキングコースとなっています。
平日なのに登山者も多く人気の山であります。
まさに退職老人の憩いの場状態となっておりました。
みんな金太郎が好きなんですね。
雲の合間にかろうじて富士山 |
カルデラの外輪山 |
あいにくと絶景であるはずの景色は、雲量が多く、富士山頂は、最後まで見れませんでした。
よく見えたのは、芦ノ湖方面と箱根大涌谷方面でしたが、眼下には、虫が食ったようなゴルフ場が景観を台無しにして興醒め。
昼食には早く、暑いのでコーヒーの気分でもないため、しばらく休憩し、下山開始。
ちょうどゾロゾロと登ってくる人も増え始めた。
来た道を降ります |
大涌谷もよく見えました |
隣の明神ヶ岳への稜線 |
気持ち良い下り道 |
下りの途中では、その日暮らしの私にはぴったりの蝉の鳴き声も。
ひぐらしは今年初です。
ひぐらしと鶯の声の中、下りも同じルートで「金時見晴パーキング」を目指しましたが、登ってくる人が多く、ちょっと待ったり。もあり、ほぼ登りと同じ1時間ほどで到着。
ウツボグサ |
ホタルブクロ |
コウゾリナ |
アジサイ |
うぐいす茶屋は多分閉店ガラガラ |
往復2時間ほどのハイキングとなりました。
まあ、当初計画でも3時間ほどのコースだったので、そもそもトレーニングとは名ばかりではあったのですが。
駐車場に戻ってきたよ |
それにしても、「金時見晴パーキング」とは何ぞや?ということで調べてみると、
道路は、2021年4月に開通した「はこね金太郎ライン」で南足柄と箱根を結ぶ約10.9kmの県道。
神奈川県道で唯一愛称のある道路ということです。
その途中にあるのが、「金時見晴パーキング」で約35台駐車が可能だそうです。
ちゃんと調べれば、良かったのだが、手持ちの地図だけでコース選定をしたミスであった。
やっぱり事前の調査は重要ですね。
まあ、登山時間は短かったものの、高速とワインディングを楽しみ、昼過ぎには帰宅できたのでめでたしめでたしである。
今後はソロ登山が増えるので、その第一歩としてはまあ、こんなところか。
<山行記録>
日程:2022年7月11日(月) 日帰り
同行者:ソロ
天候:曇り時々晴れ
当初計画;金時神社入口(8:30)-金時神社分岐(9:30)-発(9:40)-金時山(10:10)-発(10:30)-金時神社分岐(10:55)-金時神社入口(11:40)
同行者:ソロ
天候:曇り時々晴れ
当初計画;金時神社入口(8:30)-金時神社分岐(9:30)-発(9:40)-金時山(10:10)-発(10:30)-金時神社分岐(10:55)-金時神社入口(11:40)
修正計画;金時見晴パーキング(8:30)-うぐいす茶屋(8:35)-金時神社分岐(9:05)-金時山(9:35)-発(9:55)-金時神社分岐(10:20)-うぐいす茶屋(10:45)-金時見晴パーキング(10:50)
コースレコード;金時見晴パーキング(8:30)-うぐいす茶屋(8:35)-金時神社分岐(9:00)-金時山(9:25)-発(9:40)-金時神社分岐(10:05)-うぐいす茶屋(10:25)-金時見晴パーキング(10:30)
実歩行時間:1時間45分 (コースタイム修正計画:2時間)
金時山山頂からの展望 |